株価下落・・、でも、チャンスに変える種銭が無し

最近、上がったり下がったりだな・・。こうゆう時のためにお金があればいいのに、いつも無い。

こんばんは、アリロボスです。いやー、また株価が下がり出しました。別段お腹がキリキリするような投資スタイルでは無いので、情緒不安定にはなってませんが、それでも久しぶりに大きい下げですね。破綻論者の方は「やだ、キタコレw」なんでしょうか。

ダウは600ドル安で、日経は800円安とガツンと来てます。企業業績は概ね好調なのに、やっぱり世界情勢とかの影響なんでしょうかねー。いまいち、こいつのせいだってのがよくわかりません。いや、よくわからないというか、多すぎて・・。そして、今ブログ書いてる段階では、ダウは戻してますからね。

このシーソーのような浮き沈みの激しさって、やっぱり超高速取引の影響なんでしょうかね。短期筋の先物売りだとか、海外ファンド勢の現物売りだとか色々ニュースの記事には載っていますけど、今は超高速取引が全体の7割近いっていうので、どれもこれもシステムトレードでやっているわけです。

どれもこれもがこの水準まで来たら「売り」を出すようなシステムを組んで待っていれば、それはまさに「売り」が「売り」を呼ぶことは想像できます。最近の下がり出すと一気に下がって下がりすぎ、上がり出すと一気に上がって上がりすぎみたいな動きはこの影響なんでしょうね。マシンパワーを使った分の悪い面がこれなんでしょう。

超高速取引の動きについていけるのは、それこそ天性のスキルを持った一部の方なのでしょうから、私には無理です。この下げは耐え忍ぶしかないですね。企業自体の業績は基本的には好調なものが多いので、そのあたりは安心なんですけど、株価が下がって嬉しいわけはありません。また、ひたすら我慢と言っても、今年の2月頃の下げを下回ってくるとそれなりに警戒が必要なのかもしれません。

しかし、いつも思うんですけどこうゆう時にこそ、種銭をキープしておくべきなんですが・・、できていないんですよねーw。今年は投資以外にもちょっと資金を用立てていたので、よけい厳しいこともありました。ただ、種銭が潤沢で無かったとは言え、全く買いのアクションを取らなかったというわけでは無いんです。ちょこっと買ったら、今回の下げがやってくるというあるあるパターンが、私に舞い降りてきました。(購入したのはZUO)

日本企業の株も持っているので、こちらもいつものように何かあるとまず日本という感じで下がってます。ただ、企業の業績が良くても、とりあえず日本を売っとけって感じが強いんですよね。これはやっぱり、世界全体の銘柄で考えるとNo.1銘柄で日本企業というのは、なかなか見当たらないのがつらいところです。このとりあえず売っとけっていうアクションへの対抗は、「いや、この企業はこの分野でNo.1だから」とか企業自体の強みが効いていると耐えられるわけですが、それが日本企業には少ない訳です。

アマゾンと楽天とか考えると分かりやすいですよね。まず、どちらを売るかって感じです。でも、日本の食品はよく考えると知名度は高いんです。日清やらキッコーマンやらカルビー、飲食も世界展開しているのは悪くないです。問題は海外の企業と比べると総じて、キャッシュを稼ぐ構造になっていないってことでしょうか?知名度はあるのに実に勿体ない気はします。

とにかく、この下げに対して今自分に出来ることをよく考えることにします。株自体は企業がNGなアクションを取らなければ基本大丈夫だと思っていますが、案外、自分のストーリーに乗ってないようなものを処分して、押し目を取る資金に回しておくのも良いかもしれないです。