アメリカ中間選挙

一応、下馬評通り?これで無茶苦茶やることが少なくなればいいんだけど・・・

こんばんは、アリロボスです。会社から帰ってニュースを見ましたが、アメリカの中間選挙は下院を民主党が取り返しましたね。共和党が思いのほか頑張ったイメージがありますが、おおかた色んな方が予想していたとおりじゃないでしょうか?

下院を取ると、議長や委員長を民主党議員が握るそうです。いままでの共和党の上院下院を取っていたので、なんでもかんでも議会や委員会を素通しはできないみたいですね。ただ、日本の国会と違って、批判ばっかりしていると逆に愛想を付かされるのがアメリカのすごいところです。日本の野党のようになんでもかんでも批判は無いかもしれませんね。こうゆうのって、日本と照らし合わせるとちょっとうらやましいです。

私はアメリカ株を投資のメインでやっているので、これ以上無茶が出来にくそうな状況になる今回の中間選挙結果はいい結果だと思ってます。すでに法人減税だとか経済界には色々恩恵もらっているので、余計なところで火を起こしてくれるなっていう期待が、アメリカの経済界にはあるようですよ。それを聞いて、私も確かにと思います。

トランプ大統領が出てきたときは、これまで世界のリーダーとして色々我慢してきたのが、ついに本音を出してきたって印象がしました。私の勝手なイメージですけど、ニューヨークとかの都市部みたいなところは、グローバルな感じがしますが、それ以外の部分では、けっこうああ言う自分本位の考えの方は多いのでは?って思ってました。銃撃事件とかがあっても銃保持擁護の方や移民反対の方のコメントを見るとそんな印象を受けるんですよね。

いままで世界のリーダーやら警察やらやって来たけど、みんなちっともほめてくれないじゃないかwって感じだったので、それならもっと我を通して好き勝手やるよって言うような人材が出てくるのも分かる気がしますね。オバマ政権の時は、グローバルをどんどん押していくイメージ(外交的にはちょっと疑問)でしたが、もともと境遇に不満のある方にとって、それはさらに負担を強いる感じになっちゃいますもんね。

また、いままでのマスコミの使い方をがっつり否定してSNSでどんどん自分のイメージを発信していくのもトランプ大統領が始めてです。今ではすっかり慣れちゃいましたが、すごいですよねw。私はツイッターで色々な方のコメント見るわけですが、マジ多いです。この人のツイートw。また、この時のメディアとの対立でによって、にぶい私もこれではっきり認識しましたが、アメリカのメディアって自分たちの主義主張をしっかり出しているんですね。なんとなしに思っていましたけど、大統領との対立ではすごい分かりやすかったです。えぐさも含めて。私自身もこの対立構造を見てて、より対抗意見も探しに行こうって考えるように改めて思うようになりました。そう考えると、日本のメディアってやっぱり変わってますね。

そして、今回の中間選挙ですが、SNSでガンガンやってく戦法を今度は逆にやられた感じです。銃撃事件後の銃規制について、あまりに真摯に向き合わなかったために学生たちが同じようにSNS攻勢したり、女性をないがしろにする発言が多いことから女性たちからのSNS攻勢がありましたからねー、ちょっと甘く見すぎてたんじゃないでしょうか。日本経済新聞の調べでは、共和党に比べて民主党の方がSNSなどの情報発信では倍以上も動いていたとか。SNSのその効果を、当のトランプ大統領が知らしめてしまった分、今回はそれにやられたって感じです。

次はこの結果を受けてトランプ大統領がどう動くかですよね。元ビジネスマンらしく現実的な妥協点を見出すのか、元々のコアな支持者が期待しているようなガンガンいくスタイルを押し出してくるのか、どっちになるか気になります。意固地になって無茶をして、経済まで鈍化してしまうと、ある意味でトランプ大統領の生命線である景気が落ち込むことはさせないと思うんでしょうけど・・、規格外だからなぁw。下院側が押し込めてくれるといいんですが・・。私としては投資が上手く行くような動きが出てくると面白いんですけどね。