おい、自動車業界!!

もう、マジでしっかりしてくれよ。私の車も連続でリコールがあるし・・。

こんばんは、アリロボスです。不祥事の続く自動車業界ですが、今年も残り一月半にせまった中で、すごいのが出てきましたね。正直もっと状況が分かってからじゃ無いと何にも言えないですが、面白そうなので記事にしました。

今は色々な話が出ているのでどれが本当なのかはわかりません。でも、私的にはフランスが日産をルノーへ統合させる思惑を、日本側が阻止しようとしているなんて陰謀論ネタはありそうだし、おもしろい話です。関係者はたまったもんじゃないでしょうが・・。(ルノーの筆頭株主はフランス政府、日産の筆頭株主はルノーです。)フランスはこうゆうえげつないことけっこうやりそうだし、今の大統領はそれをしようとしていた代表格ですしね。ネタとしては面白いかもですが、もし、そうなったら日本は脇が甘すぎでしょう。

しかし、自動車業界はこういったニュースが多いですね。これまでは日本的(ネガティブイメージで)な問題で、不正検査やら虚偽報告などありました。もっとも、ドイツのメーカーとかもやっていたし、案外自動車業界はどこも変わらないかもしれませんけど。でも、この自動車もそうだけど、鉄鋼メーカーやら耐震部品やら一度不正の形が出来上がってしまうとずっと続けてしまうのでしょうか?自分の代でババを引きたくないって心理も働くのかな?

例えば、不正検査自体はもともと社内の要求レベルを厳しくしているため、自動車自体には何の問題も無いってコメントが出たこともありました。(どこのメーカーだっけ?)この言い訳とも言えるコメントですが、メーカーなら社内の工程検査が最終検査より厳しい判断基準をしているのは、よくあるというか普通の事ですよね。不具合発生率に対して、統計学上の考えから言っても確かに不良率は少なくなると思います。

でもそれをやって行くのに負担になるような仕組みが、ずっとそのまま続くって言うのもどうかってことじゃないでしょうか。これって日本の会社にけっこうあると思うのですが、「やめる」ってこと苦手だと思いませんか?それほど重視していない項目であるのに、いざ止めようって話になると、今まで続けてきたとかいやついませんか?w。この社内の工程内検査はある意味で統計学的に決められた数値(そうで無い場合は論外なので除外)なのに、止めれない理由がまったく統計学的なロジックにならない感情的なものになってたりするのが面白いですね。

逆に、今回の日産の事件って、これまでの自動車業界のやらかし事件って言うとより、ちょっと前の古いタイプの事件のような気がします。一極集中すぎた親分が、やらかしてしまうって感じ。どちらかと言うとバルブ時代とかのワンマン社長がバリバリの時代に多かったような事件に思います。

申告漏れの金額が尋常じゃない金額に思えるんですけど、なんか世界の名だたる企業のトップ報酬ってもっとすごい金額とかですから、今回のが必ずしも多いって訳じゃ無いんですね。確かに世界的に経営トップの報酬って数年で激増しているとはおもいますけど・・。良いことかどうかは微妙ですが、それだけ日本ってトップとの格差が少ないってことでしょうか?世界的に言ってる格差って本当はもっとひどいってことですからね。

私は別に日産びいきでは無いですが、日産がこのままルノーにもぎ取られるストーリーになってしまったらちょっと悲しいなとは思ってます。ただ、どうやら日産側の取締役会議でルノーの持ち株を買い増すことを決めれれば、買収阻止はできるような仕組みになっているそうですね。それにこのブログの記事を書きながら、ニュース番組を「ながら聞き」していると、今回の日産のトップ2が解雇されると、取締役会で買い増しできる人の方が多数派になるそうじゃないですか?え、これってこれを狙っていたんでしょうか?なかなかエキサイティングです。

もうちょっと情報が知りたいところですよね。内部告発ってニュースでは聞きましたが、最近できるようになった司法取引したんですかね。だって、関わっているのがトップ二人な訳、無いじゃないですか。どうやったて経理とかの財務部門関係しているでしょ。いやー、エキサイティングやw。できれば、これで自動車業界の問題ニュースは収束してほしいです。まだ取り上げられていないメーカーはあといくつだろう?