こういったところは悪いところだと思う。もっと多面的な見せ方をしてもいいだろうし、他のことだってあるでしょ?
こんばんは、アリロボスです。まだまだ株の調整は続いてますね。原油だとか米中とかの対立はあるだろうし、これまで世界を引っ張ってきた企業のガイダンスが下回ってきたとか理由は色々あるでしょう。でも、やっぱりアメリカの金利だと思いますね。正直言って、ちょっと不安な株を持つよりもそこそこの利回りをくれる米国債を買っていた方が得ですからね。2年債で2%くらい、10年債3%くらいだものなぁ。
今のニュースは日産問題で一色ですね。まぁ、派手なニュースですから分からないことも無いけど、もうちょっと放送の仕方を何とかできないですかね。少なくとも新しい事実が分かるまでは、これまでの話を繰り返し、繰り返しってやり方はニュース番組をある意味つまらなくしていると思います。
まったく放送するなとは思いません。このニュースは途中でゴーン氏の会社資金の私的流用とか脱税にフォーカスされて、「贅沢しやがって、けしからん」論調をするお得意の感情に訴える報道をしているところも多いですが、有価証券書の虚偽報告の方がずっと重いですよ。株式と言わず、いまいちファイナンスについて軽く見る風潮が日本にはやっぱりあるんでしょうか?
企業というのは社会全体に対してさまざまな影響があるわけです。株式だったら、この会社の将来性に期待して投資をしているわけで、株主はある意味会社が持つリスクを資金の増減リスクで肩代わりしている訳です。また、企業自体も世界に対して色々な商品やサービスを提供していますが、その企業を選ぶときにわざわざ不正しているようなところを消費者は選ぶでしょうか?社員やその企業の関係を持つ顧客や下請け企業もそうです。その企業の提供する製品やサービスが確かなものだから購入するし、下請けはその要求に応えるわけですよ。
それが会社自体の報告が虚偽であったとか言われたら、これまでかかわっていた人はどうですか?「いやいや、聞いて無いよ。何してんの?」ってなりますよね。影響面でいったら、有価証券書の虚偽報告の方がよっぽど影響が大きいし、悪質です。今回は自動車だったわけですが、小売り店で扱うような商品だとしまして、「おたく、ここの会社の商品扱ってんの?じゃ、もういいや」とか言われたら、ひぃって感じでしょ?
こういった周りの影響とかもメディアではもっと伝えてほしいですね。それに、フランス側の見方とかね。フランスでも色々意見は分かれているみたいですがね。「恩知らず」とかw。どの国でも自国は尊ぶけど、他国には厳しいもんだけど、フランスとかヨーロッパってけっこう酷いところありますよ。中国がアフリカ進出しているときに、自国の企業団を引き連れて、その利益の上がりをほとんど持って行ってしまうとかちょっと前には騒がれたりしてましたが、それまでに十分ヨーロッパの会社も似たようなことありますからね。企業サイズですけど。また、中国の方もちょっと前のニュース報道では、アフリカ諸国への援助の仕方をだいぶやり方を変えてきたって聞きましたが、一帯一路政策を見る限り本質は変わらないですね。あれはもう良し悪しとは別にして、米中の覇権の取り方の違いだと思ってます。
今は随分景気が落ち込んでますけど、経済の話ももっとして欲しい。このまま落ち込んでも消費税はいくんでしょうか?ブレグジットの件も大詰めですよ。関係している日本企業とか多いはずですけど。(企業進出としては4番目とかですよ、イギリス)サウジとイランの話も思いっきり関係しますよね。アメリカがイランから石油を買うのに期限付きにしてますけど、その時に日本は変わりの購入先はどうするの?外国人労働の話、話が煮詰まっていないって言ってるけど、どれくらい人材不足に逼迫しているの?給与を日本人なみに上げるとかなんとか話している方もいますが、そうするとどのくらいの企業がそれに耐えられないの?色々あるでしょ。
悲しいかな、今の日本は気になる案件に事欠かないです。でも、それを伝えるメディアに対して、個人が気になって行かないと色々情報を取りにいかないとってのは、個人として正しい姿勢だとは思いますけど、程度もあると思います。次はどんな記事にフォーカスされて他はなおざりになるんですかね。万博?
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