手術の映像と思い出す記憶

ついつい見てしまう。が、痛そうなのも苦手。自分がならないように気をつけないと・・。

こんばんは、アリロボスです。なんか「カウボーイビバップ」の実写版の話がちらほら出てるそうです。あれ、私も見てきた世代なので・・、なんかイヤだなぁ。でも、アニメの実写映画ってネットではファンにボコボコに言われていたりしますが、けっこう売上いいのも多いんですよね。これからも増えるでしょうねぇ。

わたしは健康番組を不満を言いながらも良く見てます。「こんな、なんでもかんでも気をつけたら、息苦しいよ!」とか「どんだけ健康に良い食べ物紹介するんだ。全部食えねーよ。」とか文句を言いながらも、やっぱり健康に関心があるので、ながら見してしまいます。

幸いなことに、私はこれまで大病にはなってません。健康診断とかで内視鏡(胃も大腸もあります)とかやるハメ目になった時は、「ついに来たか」とちょっと落ち込んだこともありますが、結果としては問題なかったです。

唯一手術があると言えば、扁桃腺の切除です。もともと体が疲れてくると扁桃腺が腫れて来て、熱を出す体質でした。小学校低学年くらいまでは一月にかならず1回は休んでいたように思います。後々で親に聞いたら、「あんまり長生きできないかも」とか思われていたらしい・・。聞いたら、あぁそうなんだって思いましたよ。たしかによく寝こんでいたし・・。

ところが、スイミングスクールとかサッカーとか運動をやりはじめたら一気に健康になっちゃいまして、大学生くらいまでは健康でした。(スポーツは水泳以外は、キャプテン翼とかスラムダンクの影響をおもいっきり受けてますぞ)しかし、大学生になると私も自堕落な生活を送りまして、当時はタバコもガンガン吸っていたので、扁桃腺の腫れがまたぶり返してきたんですよね。

学生時代に休むならまだいいですが、社会人になったらそうそう頻繁に休みのもまずかろうということで、かかりつけ医に相談したら切除することになりました。基本的には免疫機能を担当する機関の一つなので扁桃腺とかはあまり切除はお勧めしないみたいです。でも、子供の頃と違って免疫機能がしっかりしている大人であれば、年に何回も寝込んだり、腫れを繰り返して周囲が膿症になって、まずいとなったら切除を進めるみたいですね。

私の場合も頻繁に腫れを繰り返してましたので、扁桃腺の周囲が癒着を起こしていました。手術の時ですが、扁桃腺をひっぱって(なんかハエトリグサみたいなイガイガしたピンセットみたいなやつを使ってました。)、メスで切除するんです。でも、周囲まで癒着していたのでその周囲までゴリゴリ削りとったりするんですよ。マジで喉の奥でゴリゴリと音がしましたよ。ひぃ。まぁ、そんな卒倒することも無いだろうと全身麻酔じゃなくて、部分麻酔で手術しましたので覚えているわけですがね。

洗面器を自分で抱えながら、切除をされているってなかなか来るものがあります。が、どちらかというとその時の手術の嫌な思いって、切除の痛みとかじゃなくて、あれです。嗚咽です。手を喉に突っ込まれると「おぇっ」ってなりますよね。あれがもうつらくてつらくて。痛みなんかよりあの辛さのイメージしかないです。途中でインターンが見学に来たりして、「おぇっ」ってなりながらも憤慨したもんです。(マジで全身麻酔とかやってる奴で見ろよなー、それもいやだけどさー)

そんな経験から健康番組でも特に医療手術の映像を流すような番組は特に見てしまいますね。そして、全然違う部位の手術でも、なんかあの時の気持ちが舞い戻ってくるんですよね。おかげさまで今では健康なままですが、あのまま切除しなかったらちょっとまずかったかなって実際に思っています。

ただ、タバコはそれから十何年は続けていたので、まぁそのダメージは覚悟している訳ですがw。それでも健康には気をつけたいものです。(禁煙8年目)