知らないことの怖さ

知識は重要。何も勉強とかそんな話では無い。

こんばんは、アリロボスです。インフルエンザが流行っているのでマスク必須で働いております。ま、ぶっちゃけインフルエンザになっている人がマスクしないと防げないんですけどね。この時期、マスクもしないでゴホゴホ言っている咳リテラシーが無い人は本当に苦手です。ちょっとおかしい。

今日もぼーっとツイッターとかネットニュースを見ていたら、メキシコのニュースを目にしました。はっきりした要因はまだニュースでは明確にはなっていなかったんですが、住民が燃料パイプラインから燃料を盗もうとして、引火爆発し何十人も死んだって事件です。現地住民がパイプラインから盗む映像とかも流してくれてた人もいましたよ。

しかし、なんとまぁ、無茶するなぁってのが第一印象です。専門の業者が静電気対策とか万全にして慎重にやるようなことを、さながらスーパーの特売のようにワラワラと群がってます。バケツとかで燃料汲んでるし。この状態で引火しちゃったんでしょうね。さすがに死ぬでしょう。

これは一般住民なんでしょうかね。それともマフィアとか一杯いそうな国だし、下っ端の人たちなんでしょうか?今後のニュースでどこまで出てくるかわからないけど、このパイプラインからの燃料泥棒はメキシコではかなり多いらしく、しばらくはパイプライン移送をやめていたみたいですよ。復帰早々って感じかな。

びっくりするのは、この行為がどれだけ危険かが分かっていないんじゃないか?ってことです。生きる為なのどうか、それは盗んでいる本人しかわからないでしょうが、あまりにもリスクが高すぎる。もし、自分がやっていることがそれほど危険だって認識していないなら、もう二重の意味で不幸でしかないですね。

この無知の恐ろしさってけっこうエグイです。例えば、最近で言うと成人式ですね。もう、毎年の風物詩のようにヤンチャしている輩が出てきますが、これも下手したら、もう彼らは成人年齢な訳なんですよね。無茶が過ぎれば、現行犯逮捕なわけです。これも目立ちたいからとか、そんなもんなんでしょうかね?しかし、そんなことで前科(マエ)が付いてしまうなんて、それがどれほど後先で後悔の元になるのか知らないからできるんでしょう。

このブログで取り上げることの多い投資だってそうです。世界では(と言っても、主に先進国ですが、)投資に関する知識は普通に子供の頃から普通に受けているわけなんですが、日本ではどうもお金儲けは卑しいみたいな文化があるためか、投資がやっぱり浸透してないんですよね。

もちろん、投資はギャンブルチックに動くことも出来ますし、デイトレーダーのように忙しなく動くこともできます。でも、本来は銀行の預貯金のように、資産分配の一つの方法として考えても良いはずなんですよ。そして、正しく使うのに当たって、生活資金迄使うようなことをさせないようにある程度の知識を与えておくべき事柄と思うんです。

今頃になって積立NISAだとかidecoとか言っても、もともとの知識が無い状態だと厳しいんじゃないでしょうか?それに銀行や証券会社の手数料目当ての回転売買だったり、外貨預金だったりの悪質なものに対して、厳しい目が向けられだしたのも最近のことですしね。今だって続いているでしょう。なぜ、完全に撲滅できないんでしょうね。

よーく考えれば今の現役世代で年金はかなり当てにならないわけです。実際問題、払った分だけ戻ってくることも無いわけですしね。40代の私もマイナス収支ですよ。まー、払っちゃいますけど・・。そんな状況で後々ジリ貧にならないためには、バリバリ働いて自分の給料でなんとかする。とか、投資などの副収入でなんとかする。など、そんなに選択肢は無いと思うんですよ。

それに何もわからずに奈落の底なんて、本当に恐ろしいことだと思いませんか?知識ってのは勉強とかそういったのも含まれるかもしれませんが、生きていく上でのスキルの一つって再認識される事柄だと思いました。