知らんかった。なんだろう、これ。なんか怖い気もするし、元々あったのが見えてきただけの気もする。
こんばんは、アリロボスです。最近ちょっと体がなまりすぎで弊害が出ている気がします。運動は大事、だが、めんどうだw。でも、たしかにあんまり体を動かしていないと調子が悪い時が目立つようになった気がする。
今日、ぼんやりネットサーフィンしてますと、次のようなワードを目にしました。「J.Score」です。みずほ銀行とソフトバンクが双方のビッグデータを活用して日本版信用スコアを提供するというものです。
ん?って思ったんですけど、これってアメリカや中国ではもう普通にあるというやつですか?私が聞いた言葉だと、アメリカならクレジットスコア、中国ならゴマとか言われる芝麻信用ってやつです。
日本にもそんなんあったの?って調べて見るとJ.Scoreは2016年からみずほ銀行とソフトバンクの合弁子会社として設立され、翌2017年には個人向け融資サービス「AIスコア・レンディング」の提供を開始とあります。ちょっと前からあったんですね、こうゆうの・・。自分の知見の無さを思い知らされましたよ。
ただ、ネットニュースで賑わうようになったってことは、いよいよ日本でも本格的になってくるという予兆でしょうか?正直ちょっとおっかなびっくりなので、自分でも試してみようとまで行かないです。でも、すでに色々なところにネット情報が出ていました。いやー、最初のきっかけの知識を得るにはネットは本当に便利です。
このAIスコアなんですが、最初の方は個人情報なしでもOKで、性別、年齢、学歴、職種などを入力するとスコアリングされるというものです。さらに詳しい情報を入れることも可能で、その情報でさらにスコアが修正されます。ファイナンスや生活、プロフィールなどなど詳しく入れれば、それだけスコアが修正されていくみたいです。
このJ.ScoreのAIスコアは、個人向け融資サービスなので、この情報によって貸付利率や契約極度額(ざっくり銀行が貸してくれる上限金額?)の参考値が分かるというものです。まだ、個人の意思次第なところがあるわけですね。だけど、これからの日本はもっと信用スコアのようなものが広まってくだろうなって気がしました。
例えば、アメリカのクレジットスコアは、個人の信用情報を調査する信用情報機関なるものがあって、クレジットカード、住宅ローン、公共料金、家賃などお金の利用や借金の情報を大量に集めて、それらから個人のお金に対する信用力としてクレジットスコアを割り出します。
で、このスコアを何に使うかと言うと、クレジットカードの発行審査だったり、住宅ローンの審査とか、就職や賃貸物件の入居審査などに使われるそうです。まぁ、日本でもクレジットカードとかで延滞があると、カードが作りにくくなったりしますから、それの強化版って考えたらいいんでしょうか?やらかすと大変そうですねぇ。
中国の信用スコアはさらに色々な情報と連結しているみたいですね。信用スコアに毀損があると、公共交通機関の利用制限や結婚、就職など色々な不利が出てくるようです。このあたりはメリットもデメリットもあるでしょうが、ビッグデータとその扱いに関して、中国は進んでいる感じですね。なんか色々な所と情報が繋がっているって感じがします。犯罪とか罰金支払い漏れとかあると、信用ダダ下がりみたいです。
よくよく考えると、世界各国の色々な企業で、顧客の情報を集めて色々活用しているんですよね。それが連結し出すことで、この信用スコアってものになって行くのかなって思います。これらのビッグデータを分析すれば、個人の趣向や行動をトレースできるわけで、口悪く言えば効果的な宣伝を出して誘導もできるわけです。
それだから、最近のGAFAを各国が叩いているんでしょうね。どこの国も自国民の情報をきちんとした資産として考えてるってことですね。日本も官民問わず、この信用スコアのように情報を集めて管理していく動きになるんでしょうか?マイナンバーカードっていまいち力が出せてない感じがしますがね。別に管理されたくないって思いは有りますが、あまりにも使われてないので、なんだかなー。
でも、実際問題として、この信用スコアの言葉が、住まいや就職などで普通に見聞きするような世の中になるとなかなか怖いものがあります。なんだろう、小さい頃に親に言われたように「ちゃんとしなさいっ」て生活を心掛けないと行けないわけですよね。むーん、息苦しいかも・・。
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