職場毎の雰囲気の違い

恵まれている?恵まれていない?とりあえず、その格差に拘泥しても仕方ないかな・・。

おはようございます。アリロボスです。今日で今年度も本当に終了ですね。元号も変わりますし。元号って文化って私は大事だと思いますが、テレビで元号を予想するのは如何なものかと。もし、当たっていたら変えられたりするんでしょうかねw。でも、公的な届け出とかは西暦に統一して欲しい気持ちはありますね。コストとかも浮きますし、西暦と元号の使い方の住み分けは出来ると思います。

会社員である私もそれなりに会社や職場には不満はあります。ただ、定年60歳だとすると、今の自分は40歳代ってもう折り返しを過ぎているわけですから、どんな企業や職場に居ようと、不満が無くなるなんてことは無いだろうなぁって感じてます。仮に恵まれていても不満は出てくるでしょうね。

しかし、自分の職場以外を見回すと同じ会社でも色々あるなぁって感じます。自分の所属する部署は、勤務地に分かれてそれぞれの課を作っているんですが、私が働いているところはけっこう少人数なんです。必然的に一人でこなす仕事の内容も多岐に渡っており、協力し合わないとやっていけないです。ドライに考えると、そんな背景もあって人間関係は良好かもしれません。しかし、人数が少ないのか、組織的な発言権はやっぱり小さい気がします。

例えば、製造や開発や営業だって、一番稼いでいるところが幅を利かせていませんか?現金なもんで、そこにヘーコラする人もいれば、やっかむ人もいて色々だと思います。また、そこが落ち目になってくるとパッと人が波のように引いて行ったりして・・、無常ですね。

だから、それが一時的なのかどうかは別として、やっぱり元気な部署ってあるんですよね。それが企業の力の源かもしれません。ただし、そういった景気の良し悪しとは別に、先ほど話した人間関係というか、働く職場の環境というのはけっこうそれまでずっと続いて来た文化というかそうゆうモヤっとしたものが、脈々と受け継がれている気がします。

私がこれまで所属してきた部署は、精神的にタフじゃないと持たないところが多かったです。私が入社した当初は、まだまだ体育会系のノリで、別段変な虐めみたいなのもも見られず、団結していたと思います。ですが月日が流れると、そういったノリだけじゃ通用しなくなってくる感じは気づいてました。

昨今のコンプライアンスと比較して、たしかに未熟だったと思いますし、顧客からの求められる要求もだんだんきちんとしたロジックに基づく流れになっていきましたしね。それに私自身も色々難儀なことには遭遇しましたが、それで脱落していく人だってやっぱり居ました。弱肉強食だったわけですよ。そういった人から見れば、非道いところだって思うんじゃないでしょうか?

同じ少数の職場でも、人間関係がギスギスしているところもあります。端から見てもなんか擦れてんなぁって感じがします。タイプとしては、人間関係そのものによってギスギスしているか、あまりに高ストレスな仕事環境なためにギスギスしているかどっちかの場合が多い気がします。

逆に大人数でも大人数なだけの軋轢がある気がします。まぁ派閥ですね。派閥の出来方も様々で、仕事のくくりで出来るものから、性別もそう、色々です。少人数の組織の場合は、一人が様々な仕事を任される場合が多くて、実態の業務の内容が廻って行けるかを把握できているかで肝心なんです。しかし、大人数になるとより効率的に仕事をこなしていく為に、専属的な仕事を振られていく場合があると思います。

前者と後者の評価って同じ部署の中に存在したら、管理される方はその評価はかなり面倒くさいでしょうね。結論としては、徹底的な見える化と数値化とコストでの判断しか無いんですが、人数が多くてもそれなりに不満が出てくるわけで、一概に人数によって良い職場・悪い職場も決めきれませんよね。

お客さんによる影響もけっこうあると思います。ものすごくデータを重視する統計的な表現を求められる所と、職人気質というか先方のセンス(良い表現で)で話を進めてくるとじゃ、対応するこちらも変わってきます。対顧客としては重要ですが、社内的な評価としてこれらをどうするかってのも大変でしょうねぇ。それは前者のデータ重視に合わせればいいじゃんって話だけど、後者は直近の仕事に対して必要じゃないわけです。

こういった職場感の差異も、それぞれの不満に繋がっていくでしょうね。こうなってくると何が良いかとか悪いって分かりづらいです。逆にハッキリしているのが、まさしく人でしょうね。ブラック上司とかそんなのです。

もうこれもお決まりの話かもしれませんが、上にだけ調子のよいゴマすり人間や、異常に自分の観念を推してけてくるパワハラ人間、とにかくあらゆることの仕事の力量が足りていない人間など、そういった問題児が組織の上に居る場合は、組織の風習とか人数とか関係無く、一気に不満が溜まるわけです。

これは実に分かりやすいし、こういった組織に所属した人はもう地獄ですね。実際に何人も辞めているんだから、端から見ても分かります。こう考えると、そんな環境一つで、本当に人生が辛いとか決まってしまうんだからなかなか大変ですよね。そう考えると、会社だけに依存するのはやっぱり良くないと思います。