変わるのがダメなのがダメ

どこでこうなっちゃったんだろう・・?

こんばんは、アリロボスです。最近は持株の整理を進めてます。もっと早くやっていればよかったのぅ、ゴホゴホ。でも、まだあるんだけどね・・。

ジャパンディスプレイのニュース聞きましたか?日経新聞で私も見たんですけど、やっぱり再建は無理だったんですねぇ。台中連合の傘下になってしまい、日本の組織が筆頭株主では無くなりました。あらら。

液晶パネルで競争に敗れ、有機ELへのシフトも遅れたそうです。シャープとかもそうだけど、やっぱり競合が多いところで、なんか頑張っちゃうところが日本の企業にはありますよね。

また、業績不振って産業機構とかが手を差し伸べるのも、こういった競合が多い業種には手厚いんだけど、これからブレイクアウトするようなところはけっこう外資に渡しちゃうところもあるので、先見の明もあんまり無いのかもしれませんね。

こうやって考えると、日本は最初はけっこう調子がいいんですが、だんだん競争力が無くなっていく業種にずっとこだわる傾向がある気がします。この液晶なんかいい例ですよね。一番稼いでいる時に次の手を取らなかったって感じです。

今のディスプレイの4Kが出た時、メディアはけっこう押すんですが、ちっとも食指が伸びませんでした。そりゃあ、リッチでお家が広い方はいいのかもしれませんが、正直私の部屋には普通の液晶で十分だったりします。そんな画素細かくても見えないよって感じです。

さらに8Kなんてのも出ていますが、どうなんですか?4K・8K放送もほとんど普及していないってニュースにあるのが実態なんじゃないですかね?NHKがずっとハイヴィジョンってのに拘るのは何なんでしょうか?やっぱり天下りとかそんなのも関係してる?

昔で言えばテレビなどの家電でもそうだし、スマホへの移行も似たようなアイデアは日本のメーカーにもあったとか聞きます。でも、今のガラケーで儲けているので、そんなスマホみたいなのは売れるか!って思っちゃうわけですね。そして、ガラケーは廃れて、あっという間に世界中でスマホがメインになっちゃうわけです。

これって日本人の変わりたくない習性がすごく来ていると思います。住宅事情もそうです。新築神話だったり、マンション投資やアパート経営だったり、人口がどんどん減っていくのにそれでもまだまだイケるよって普通にCMしてますよね。もうどうみたって中古住宅やら賃貸やらなんだけどねぇ。企業がやれば、個人の賃貸も活性化すると思うけど・・。

ゲームやマンガなんかも日本は世界的に見ても良いとは思いますが、なんかそれを育てていくって感じは全く感じられません。経団連の会長にサービス業とかの会長が付かないのと同じで、サービスやソフトなど新しいことに力を入れるのが及び腰です。みんなが騒ぎ出すと、のっそりと近づいてくるんだけど、その頃にはもう時遅しって感じなんです。

この変わりたくないって言う性格ってどこから幅を利かすようになったんでしょうかね。江戸時代?バブルのころ?色々ありそうですが、安定を求めるのが好きって言うなら、新しいことを開拓して、今の場所の安定の保険を繋げるマインドに何とか繋がらないもんですかね。