ネガティブワードが増えた

世間の状況を映しているからなんでしょうかね?明るいものばっかり、な訳無いですから・・。

おはようございます。アリロボスです。私はMacやiPhoneを使っているんですが、最近ネットサーフするとアドレス欄に”安全ではありません”って出て、ドキッとします。要はサイトがhttpかhttpsかの違いで、即ち、通信が暗号化されていなか、いるかの違いなんですけど、”安全ではありません”って出ちゃう時代になったんですねぇ。とりあえず、知らないとびっくりするしw。

今回のゴールデンウィークは、天皇陛下の退位・即位とかありますんで、どこの局もこれに関しては横並びの放映になるのは分かりますが、長期休暇などになるとどれもこれも同じ番組にばっかりになりますね。

今回は10連休で、恒例の渋滞情報はありますが(これは必要な情報かな)、レジャー地の紹介とかずっとやってますね。これってよく考えると、日本の各観光地の場所を紹介しているのがほとんどです。海外へ行く旅行者向けに、レジャー地の紹介なんてしても意味無いので、日本にまだいる予備軍狙いってことでしょうね。つまり、今からでもおいでよって言っているわけです。

だけど、お盆休みや正月休みなんかになると海外スポットの紹介が多いってことは、宣伝目的で次の時頼みますよってことでしょうかね。あれは逆にきらびやかな情報を一杯出して、興味を持ってもらう構成が多い気がします。

しかし、今回のニュースなどでは、今の日本の悲惨な現状を表すような報道が堂々と流れてました。それは、この10連休にお休みを取っていない人たちについてです。これは今までの長期休暇でも、働いている人の嘆きなんかはチラっと放送していたと思います。

でも、今回ははっきりと連休で困る人を明確に放送していたと思います。例えば、派遣労働者やパート・アルバイトの方々などは、今回の休みで働けなくなっちゃうので明確に困ってしまうってことを報道してました。連休によって生活に困るってことを報道するのを露骨に報道するのは、私は初めて見た気がします。まぁ、絶対困る人がいるのはわかっていたけど、ここに来て報道するようになったんですね。

また、サービス業の方のコメントもはっきり自分たちは10連休なんか関係ないとかのネガティブコメントも増えました。いままで長期連休だと宣伝目的なのかはわかりませんが、ネガティブなコメントはあんまり無かった気がいましたが、今回は露骨に出てますね。

ちょっとづつ世間の不満が報道にも出て来出したって感じです。たしかに景気が上向きつつあるって政府や日銀の見解に対して、どうみても楽になってないし、不安も解消されていないってのが分かりますから。

経団連の会長さんが、終身雇用はもう限界だってコメントが出てきたのも、団塊の世代が年金を受け取る世代に切り替わったので、圧力が減ってきたためでしょうか。終身雇用とか無くなるなら、退職金とかも無くなるわけだから、その分だけ賃上げしたらどうなの?って思いますけどね。絶対やらないだろうなぁ。

ただ、こういった世の中の感じを映す情報としても、やっぱりTVは遅い感じですね。もうすでにネットではこういった話はざらなんで・・・。それでもTVはあんまり変わらないってことは、やっぱり見ている層がけっこう固定化されているからなんでしょうかね。

これから大変だよって内容の報道は、周知させるためにもどんどん多くなって気がします。でも、それに対してどうしていくかを報道していくことはあんまり無いですよね。ニュースの討論ならありますけど・・。ただ、ゴネて煽るだけなら、だれでも出来るわけだし、もうちょっと有意義なものを見せて欲しいです。横並び一色もどうかと思いますしね。