経団連とかトヨタとか、終身雇用はもうダメだって言ってますが・・。
こんばんは、アリロボスです。今日は雨の日でした。なんか暑くなったり、寒くなったり、雨がざんざん降りだったりと、最近は天気がどうも安定しないですね。話変わりますが、最近は栗の木の花が咲く時期です。どうも苦手です。あの臭い。職場が山沿いなんで、けっこう一杯植えられてるんですね。どうも慣れないんですよ。ただ、栗ご飯は好きだけどね!!
最近、経団連のお偉いさんだったり、トヨタ自動車のお偉いさんだったりが、「終身雇用はもう限界」みたいな発言をしてますよね。それに対して、世代間の不満やら、転職や起業もしてない昔ながらのサラリーマンが何を言うかみたいな発言がSNSで出たりしてます。
まー、不満は出るでしょうね。分かってて言ったんじゃ無いですかね。もう、そういった方向に国が動くよってことを示唆している感じがします。(政府と示し合わせてたりしてw)ただ、もし、SNSの批判的な発言に激オコだったら、それはそれで悲しいですけどね。そんな経済界のトップがそこらへんを予想できないなんてって感じです。
終身雇用というより、年齢を問わず健康を維持しつつパフォーマンスを継続して出せる人は雇いますよってことですよね。なんだかんだで、人が不足していくわけだから、おじいちゃんだろうが、若造だろうが使える人なら働いてほしいって時代になるんでしょう。逆の場合だと・・、いやー、怖いっすね。
高齢者の自動車の免許返納とかの話と一瞬ダブったんですけど、「わしゃー、まだやれる!」って言う当人のコメントに対して、「いえ、当社は要らないので・・」って言ってくる世界なんですよね。自動車も生活環境の影響もあるけど、ほとんどの高齢者が免許を返却しないのは、自分の運転をなんの問題も無いって思っているわけで、家族が免許返納を進めるのはかなり難しいって聞きます。これが企業で言われるってなかなかのダメージじゃないですか?なんだろう、もっと直接的なダメージな気がする。お払い箱ってことだし・・。
年功序列もだんだん変わってくるんでしょうか?ただ、これってやめるってなると当然給料を上げる方向になるんだけど、それは企業側はうやむやにしそうですね。なぜなら、年功序列って若い世代は給与を安くして、年齢が上がって来るにしたがって給与を厚くしたり、退職金や企業年金に積み立てているわけじゃないですか?
単純に年功序列をやめるって話なら、当然その分も「今、くれよ!」って意見は出てくるんでしょうが、その当たりをけん制して、外国人労働者の窓口を広げたり(安い給与の人をあてにしている。)、派遣労働者の問題(同一労働同一賃金なので、安い方に給与を合わせる)と合わせて、低い給与体系に持っていく気がすごいするんですけどね。
ただ、この終身雇用とか年功序列ってそうは問屋が卸さないって思ってます。なぜなら、この恩恵を受けているのは、まさに既得権益を受けている層そのものだからです。真っ向から反対もあるでしょうが、変化のシフトに対して極めて自分たちに都合の良い仕組みへ誘導していくんだろうなって思っちゃうんですね。
今回の年功序列や終身雇用の話だって、団塊の世代が年金を受け取る世代になったからこそ、発言がしやすくなったと思うんですが、その下には次の世代が待ち構えている訳で、何が悲しくて自分たちの世代で割りを食わないといけないかって話で、正攻法でも、裏道ルートでもがんがん衝突していくでしょうね。
そうするとさらに下の世代はどうなるんでしょうかね。私もこの世代に入ると思いますが、きっとこの上の世代の意向にしたがうような奴が重用されるんじゃないでしょうかね。ごますりクソ野郎ですね。それが年功序列になると当然思えない訳で、まさしく負の連鎖ですね。これからどうなっていくかは分かりませんが、嫌な世の中になってきそうですね。
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