会社の催し物

人気が無いけど、そんなもんじゃないかな・・。

こんにちは、アリロボスです。だんだん暑くなってきました。私の住む地域では、いまくらいの気候が、ギリギリ心地よいレベルじゃないですかね。あとちょっと暑くなると、きつい季節になりそうです。知っている方も居るかもしれませんが、中部地方ってとっても暑いし、湿度もかなり高いので、夏の不快指数はすごいんですよ。他の地域から来た人は良く言います。

会社員であれば、なにかしらの催し物があったりしないですか?私の勤めている会社ではいくつかありますが、最近は見るからに出席率が落ちているなって思います。企業としては福利厚生の一環として、予算を使わないと行けない目的でもあるんでしょうかね。その仕事に関わっている方は、いつも大変そうです。

世代や今の日本の景気、今後の見通しとか色々な要素はあると思いますが、たしかに私が会社員になってから10年くらいと、その後の10年では大分意識が違うように思います。私自身も会社の催しものとかはほとんど興味が無いですからね。

会社としては団結力だったり、慰労だったりの面で色々考えているんでしょうけど、実際の社員の大半はまぁ、「そんなんだったら休み下さい」って言うマインドの方が高いと思います。

私のイメージとしては、仕事に付随するような催し(例えば改善とかQC活動とか5Sとか色々あるでしょ?)は、それほどモチベーションの低下は無いように思えます。人間だれでも面倒くさいことは嫌いなので、ブーブー文句があるかもしれませんが、その活動結果は、なんやかんやで自分たちの労働環境が改善しますからね。

逆に、社員の団結とか鋭気を養うとか言う目的については、随分空回りする時代になったなぁって印象です。例えば、慰安旅行だったり、社員全体が集まってやる催し(運動やら色々)とかは特に人気が無いですね。単純な理由は、貴重な休みを削るほど有意義でも無い。というか邪魔でしかないって感じです。

私はこの参加率というか意欲の無さは、会社の職場環境というか、先々が期待できないとか言う、「そんなのやったって良くならないよね」って理由が大半だと思ってました。でも、よくよく考えると最近はどうもそれ以外の理由も十分あると思います。

正直、お休みでも忙しいってことです。そして、平日の労働の疲れもしっかり取りたいってことです。昔に比べて、家族構成も変わって来ただろうし、共働きもあるでしょう。親の介護などの高齢化問題の影響を受けている人もいるかもしれないですよね。いくら会社の労働環境のモチベーションが高いとしても、それはこれで他にも色々やることがあるようになって来たってことでしょうか?

意識レベルもあるでしょうね。なんか終身雇用はもう終わりって、話が最近ちょくちょくでますが、私よりももっと若い世代なんかは、とうにそこは期待していないでしょう。それは年金についても同じですよね。40代の私ですら、これからどんどん厳しい方向に行くに決まっているって思っちゃってますもん。

人の行動はTakeとGiveで大事です。ちゃんとした見返りがあればこそ、それに向かって行動していけるんですよね。その環境の中で、働きやすさとかコミュニケーションとかが充実していれば言う事ないですが、それはあくまでも付属物であると思うんです。付属物だけでは成り立たないし、コアとなる部分がしっかりしていてこそ、付属物の価値も上がるって思うんですけど、どうでしょうかね?

ちなみにそういった催しに参加する人としない人がどういったタイプかを俯瞰してみると、どういった人を重用するのかが分かって面白いですよ。