MMT理論について

分かるところと分からないところがある

こんばんは、アリロボスです。週明け早々残業すると疲れますね。なんか精神的なものもありそうな感じです。なんか自分でもっと面白くしてかないとなぁー。

今、家に帰ってまったりしながらBS-TBS「報道1930」を見てます。今日のテーマはMMT理論ですね。MMT支持者の西田議員がすごい弾けてますが、他の人のコメントを遮ってしまっているので、その点の印象は悪い感じします。やっぱり人がしゃべっているのを遮っちゃダメですね。自分も気を付けよう。

「自国通貨で借りている財政赤字は紙幣を印刷すれば返せるのだから巨額でも構わない」って論調ですが、国がやる限りは大丈夫っていうのはよく分からないです。国家はずっと続くからという信用はくずれないって感じがどうも違う気がします。

たしかに、そう簡単に国は無くならないでしょうが、信用が変わらない理論が、国民が1000万人くらい減ったって変わらない、日本人がいなくなるような状態なら話は別だってところが、うーんって感じです。1000万人減ってもそれに代わる何か新しい価値を代わりに見いだせていたら釣り合うと思うんですが・・。

借金が少ないのは別に悪いことじゃ無いですよね。国が借金して、国民へ還元する話も何となしに分かります。だって、歳出と歳入ってそうゆうものですね。市借金をどんどんしても構わないってのはよく分からないが、企業がお金を貯めこんで全然使わない、消費に結びつかないってのをなんとかしようって言うのもたしかにそうだなって思います。

MMT派、反MMT派の方々の意見を聞いていて、なんかどちらも極端なビジョンをどちらも打ち出しすぎで、素人の私にはあんまりイメージ出来ないですね。この理論って、先ほどの国家の歳入と歳出のそのものじゃ無いんですかね?これがグルグル循環するのが良い景気な気がします。

それこそ、どちらかの理論に偏った瞬間、諸外国やら海外投資家やらそこに旨味を見出す人が上がりを取ってしまうんじゃないかって気がします。鎖国のようなクローズな社会ならいざしらず、今の日本の株式の30%は海外投資家ですからね。どの国だって自分のところを最優先にしてますが、それでも弱いところと強いところが現実できてますから。

私としては上手く循環する社会にして欲しいです。国の借金はいくらしても大丈夫って言うけど、でも現実的には財政改革って言って、この借金を理由に消費税をやるじゃないですか?要は為政者側だって、そこから旨味を取ろうとしているようにも見方によってできる気がするんです。

もう1点、どうも気になるのが「円」です。日本って何かにつけてすぐ円高になりますよね。これってドル円だとかユーロ円だとか、ペアになっている通貨を売るから円が買い戻されて円高になるってことじゃないですか?

つまり今の日本の通貨のこの状況が、世界の国々にとっても都合が良いってことなんじゃ無いかって思います。よく最終的には日本は円安になるって論調もありますけど、私はその最終的って日本が完全にカヤの外にされる時のような気がします。

そんな時はきっとMMTの恒久性は崩れているような気がします。何が言いたいかって言うと、海外のMMT論者が色々言うように、それを利用する人たちもやっぱり色々でてくるわけです。まさしく、弱肉強食なわけですからね。

MMT論にしろ、もっとそれを具体的なプロセスに落とした時に中長期的にはこくなるだとか、そういったところまで教えて欲しいですね。逆の論者もそうですけど・・。私はそういった理論に対して、あとで言ったことが違うなんて騒ぎはしません。予定通り行かないのはあたりまえですよね。でも、こういったプロセスで進むんだってことを示すのは重要かと思います。そして、問題にぶち当たった時に、次はどうするんだって軌道修正すればいいだけじゃないでしょうか?