そりゃ、いつまでもただ乗りはあかんでしょうね。でも、優位性は変わらないと思う。
こんばんは、アリロボスです。梅雨に入りました。春先は、やたらと暑い日が続いたので、梅雨もまともに来るのかと心配でしたが、案外大丈夫かもしれませんね。ただ、私の住むエリアは、水不足にはめったにならない地域なので、節水とかは大丈夫とは思います。
デジタル課税の話が進んできましたね。GAFAを始めとする巨大IT企業は、私たちにとっては今や切っても切り離せないほど便利なものです。しかし、GAFAは、その私たちユーザーの情報を使って、様々なサービスを生み出し、利益を上げてます。
その情報サービスというビジネスから、世界各国の拠点があるわけでも無いことが騒がれる原因です。なぜなら、各国には色々な企業やその生産工場がありますが、そこが利益を上げたら、その国に税金が落ちるのは普通なことです。しかし、GAFAのようなIT産業はサービスを展開している各国に対して、別に拠点がかならず必要なわけではありませんからね・・。
と考えると、どこの国の人たちが、GAFAのようなIT企業のサービスを利用し、消費したとしても、その国に税金が落ちるの?他のところに持っていかれたら、ちょっとずるいんじゃね?って考えますよね。ま、確かにですよねー。
これって昔から言われていた話ですが、前の米大統領選のフェイクニュース騒ぎで、このGAFAなどのIT企業のパワーがはっきりと世間に認識されたころから一気に来たような気がします。いまだに本当はどうだったかはモヤモヤしてますけどねw。ただ、GAFAなどのIT企業のサービスを上手く利用すると、恐ろしいまでのパワーを出せるってことをはっきり認識されたからこそ、じゃあ、ちゃんと税金取ろうよって感じになって来たんだと思います。
このニュース以降、GAFA企業も襟元正す感じで、フェイクニュース対策やら個人情報の扱いについて、色々考えるようになった気がします。だけど、この話って、より世間一般のユーザーに近い話になっただけで、もともと国やマスメディアもけっこう似たようなことはやっていたんじゃないのかなって思います。
要はあれですね。スノーデン問題とか、そうゆう情報を握って都合よく周りを動かそうとするところはいつの時代にもあったように思えます。また、米大統領選挙で、各メディアが反トランプが圧倒的に多くて、2社くらいしかい親トランプじゃなかったじゃないですか?でも、当選挙前のあのニュースでは断然トランプ不利って報道でしたよね。これを考えると、情報自体をただただ一方的に受け取るだけになってしまう時の怖さを覚えます。
でも、そのことを周りから言われるようになっただけでもマシな気もします。GAFAなどの巨大IT産業って、そのサービスの形態上、どうしても世間一般の私たちに近い存在なんで、あいつらもっと税金払えよって言いやすいですよね。もともと、リベラルな存在なわけだから、あまりにも利益を貪っているとなんだかなぁって感じにも見えますし、叩きやすいです。これがGAFAが出てくる以前の世界だったらどうなんでしょうかね?
各国の思惑は、結局の所、その利益をもっと分配しろよってことだと思います。しかし、ここが最初からきちんと分配していたら、今のGAFAを始めとする巨大IT企業が無いような気もします。その代わり、デジタル課税だけじゃなく、個人情報の問題とかもあんまり騒がれなかった気もしますね。
今のデジタル課税は、その企業の各国の市場に役立ったブランド力や顧客リストを評価して、各国に課税権を分配するアメリカ案と、ユーザー数の個人情報を評価するイギリス案があるとか・・。イギリス案ってモロにGAFAなどの超大企業をターゲットにしている気がしますね。空アカウントとかどうするんだろう・・。一長一短な気もしますが、アメリカ案の方が良いんですかね・・。
きっと、なんとか払わないようにGAFAを含めた巨大IT企業も色々対策を打つと思います。それはどこの企業体でも同じですよね。だからと言って、これがGAFAのような企業の終焉とも思えません。実際問題のところ、無くなったら困るからです。というか、私も困ります。
ただ、投資という面で考えると、GAFAのような企業が、今のような旨味がずっと得られるわけじゃないってのも分かります。デジタル課税がどんどん浸透していけば、それに合わせて各企業の株価も落ち着くラインに収束するでしょうね。私もGAFAなどの情報サービス企業の株式はもっていますが、いつまでも利益が出続けるとは思わない方が良いのでしょう。ただ、そのタイミングは悩みますよね。
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