自己責任?意識改革?

まだまだ大丈夫?いや、大丈夫ない?周りがどれだけ気を掛ける?掛けない?

こんにちは、アリロボスです。6月も半分すぎました。7月からちょっと仕事の流れが変わるので憂鬱ですね。考え方を変えていけばいいんですが、仕組みとして悪いものでも受け入れなければならないのは、一会社員として仕方ないわけで、やっぱりちょっとフラストレーションです。

年金問題は、今頃騒ぐのもなんか遅いような気もしますが、自己責任論の論調がよく取り上げられてます。この考え方、はっきり言えば当然なんですが、日本はそれら自己責任が必要となる物事に対する教育だとか、リテラシーの育成がかなり遅れているように思います。

たとえば、年金問題において、年金以外にも自助努力でいくら必要だとか言う話です。私は年金をあまり期待していなかったけど、たまたま投資活動が趣味でもあるので自身の資産についてはかなり考えています。

誰だって考えているとは思います。でも、実際に老後に年金がいくらになるかとか、どのくらいの資産を形成するにはどうしたらいいのか?とか、はたまた日本株や米国株、新興国株はどうか?どうやって資産の減少を抑えられるかとか、常に考えているのは投資を行っている方と、それ以外の方ではかなり違うと思います。

じゃあ、自己責任なので、本人のせいでしょ?じゃ、よろしくって世間が言うのは、それはそれで、なんかもやもやしたものがあります。いや、結果的にはどうにもならないのは分かってます。正直、自己責任でしょ。だから、大急ぎで分からないなりにも勉強するしかない。でも、学生時代を含めて金融リテラシーを学ぶような教育があったとすればどうでしょうか?何も用意していかった人の不安はあると思いますし、簡単にそれは愚かと言うのはどうかと思います。

いまだに日本は投資はギャンブルという考えもあります。もちろん、ギャンブルのように振る舞うことはできますけど、住宅ローンなどと同じように後先々のことを考えて堅実に動くことだって出来ます。日本にとって本当にこの先必要なことであれば、なぜそちらから口火を切るようなことが無かったのかな?とは思います。よく考えれば、学校の英語教育やら性教育やら日本はなんでも遅い感じでしたからね。

高齢車の運転問題とかはどうでしょうか?個人差もありますが、年を取れば間違いなく判断力や瞬発力は落ちるわけですが、最近の事故報道を受けてようやく動きが出てきたと思います。ま、高齢者問題として強調したいので、すごくお年寄りがまたやった的なフォーカスのされ方をしているとは思いますがね。

現在の日本は、都心部を除いて完璧に車社会でしょう。この問題は根が深いと思います。免許の自主返納がそのまま自身のライフラインの途絶を意味する場合だってあるんです。最寄りの病院やスーパーだって行く必要があるわけですから。

コスト問題が出てきますが、現実的なのは科学技術による補完しかないと思います。自動運転とかも本当は日本の将来来る現状を考えたら、もっと早くに日本全体が動かないと行けなかったと思います。そして、急発進防止装置やら自動ブレーキシステムなど、安全を補助させる仕組みをもっと浸透させるように補助金やら義務化やらしないとダメに思えます。でも、なかなかやりませんよね?

日本の特性とも言うのか、ギリギリまで変わらない。下手したら変わらないことが美徳みたいなところは、今後の高齢化社会やら少子高齢化による経済問題においては、今までやってこなかったツケがボディーブローのように効いてくるでしょうね。

私自身も投資も活用して悲惨な老後を送らない様に努力しているわけですが、なにも問題なしとは全く思ってません。たとえばどうでしょうかね?独身なわけですから、老後の住居問題とか地味にやばいかも・・。戸籍制度やら保証人制度などありますからねぇ・・。逆にこれは一度借りてしまえば、借り手優位とかそうゆうところもあるんでしょうけどね。

じゃあ、住居を買えばって話も出てきますが、この少子高齢化による問題がその踏ん切りを付けなくしてます。都市部すぎれば、かなりのコストが掛かるし、田舎はコミュニティーの形成か大きな資産がなければ論外でしょう。人口分布が流動していく都市部近郊を移り住むのが、今のところ一番楽に思えますが・・。

こっから先の日本は、自己責任だけじゃなく、公共的にも変わらないモノ・コトに対する戦いの世の中にもなると思いますよ。古くても良い制度ってあるのかもしれないけど、協議自体までNGにしてしまうことってありますからね。日本の意識的にも根深いと思います。