はじめての景気後退局面

いつかは来るものなんですけど、来てほしく無いですね。でも、どこかで直面しておかなければ、とも思う。

こんばんは、アリロボスです。夏のボーナスは調査は7年ぶりマイナスだそうですよ。やっぱり景気の先行きが不安になると、財布の紐も締まるってことですね。働き方改革とかもそうだけど、やっぱり日本はどん詰まりまで行かないと変わらないのかもしれないですね。こんな状態だと現実的にはお上のお達しくらいしか変わるすべが無いでしょ。これって普通はあり得ないんだけど、多分市井からの改革の動きはもっともっと遅くなると思います。その頃には、今の既得権益の恩恵を受けている人は逃げ切っているでしょうね。

最近は経済ニュースとか見てると、景気後退の話がよく出てきますね。もう1年以内に景気後退が起きるとかなんとか・・。ま、いままでで最長の景気上昇でしたからねぇ。もう、そろそろって思うのは普通だと思います。

私は投資を初めて10年も経ってません。だから、ITバブルとかリーマンショックも、サラリーマンとしては経験したけど、単純に不景気だなぁって感じただけで、自分の資産がみるみる減っていくことを経験したわけではありません。自分が投資して作り上げたポートフェリオがボロボロになっていくのは、どんな感じなんでしょうね。

一握りの投資の天才みたいな人達は、今回来るかもしれない景気後退も華麗に躱して、さらに旨味をとるんでしょうが、そんな芸当は私には無理です。企業単独のバッドニュースについては、その企業自体の問題であるから、切り捨ててしまえばいいんですが、世界全体が不景気になれば、どれもこれも下がるわけですよね。狼狽売りしないで、耐え忍ぶしかないのでしょう。

しかし、どうなるんでしょうね。今まで一度も金融危機を投資家として味わっていないので、やっぱり不安です。なんか胃腸とかキリキリするんでしょうか?私って投資を始めた当初は、マイナス始まりだったんですよね。でも、その時はこのくらいで怖気ついていたら、投資で成功できないって思って耐えてました。そして、まだあんまりよく分かって無かったのも耐えられた理由だと思います。ま、いまだって、知れば知るほどよく分からない部分が増えてますけどね。

ただ、いつ来るか分からないものに怯えて、投資活動を止めておくってことはしないと思います。景気が良い時も悪い時も、淡々と積み重ねていくことが良い結果を生むと思いますので・・。

私の場合は投資の種銭を毎月用意するほどの資金力は無いので、ボーナスやら何か月分の給料から一部を引っ張ってきたりしてます。もちろん、余裕資金ってところは必ず守っていますけど、それらを使ってコツコツ投資してるんですね。ディフェンシブ株も好きですし、その配当を使って次の投資の種銭に役立ててます。

今回で言うと、アメリカ株のIPOラッシュで、サブスクリプションモデルとかSaaSとか、所謂グロース銘柄だって投資の対象として考えてます。私は、どっちが優れているとかはあんまり考えないんですよね。どちらも役立てば良いって思います。ディフェンシブ株の自分の資産を分厚くするのは十分分かっているつもりですが、いまの流行りに乗るってことも大事だと思うんですよ。問題はそこからの撤退の見切りだけで。(ま、それが難しいのもありますがね。)

もし、これから金融ショックがあれば、私がサラリーマンとして経験したITバブルやリーマンショックの時の影響(私の場合は賞与が下がったと思います。)の他に、個人投資家としても正面から味わうことになるんですよね。こんなことは来なければ来ない方が良いですが、ずっと投資を続けていくって私は思ってますので、いつかかならず遭遇するとも思ってます。不安だけど、乗り越えないと行けないことだとも思うのってなんか不思議な感じです。