マンガ:キングダム

だんだんどうなってくんだろう・・

こんばんは、アリロボスです。終わった・・。今週はマジで疲れたよ・・。

私はマンガが好きです。おっさんになってもずっと読んでますが、最近は電子図書に移行中なので部屋がマンガでいっぱいな状況にはなってません。「紙が良いのだよ」とかそんなのは気にしません。ま、ちょっと読みづらい気はします。

ずっと継続して読んでいるものは、ま、それなりに多いのですが、今日は「キングダム」です。私が実際に史実が好きになったのは、完全にゲームの影響ですね。歴史物が好きなのは、PCで「信長の野望」とか「三国志」など光栄のゲームをよくやっていたのが興味をもったきっかけです。「水滸伝」とかも小説読みましたからね。ゲームから小説なんですよ。

そこで「キングダム」なんですけど、私の知る限りではあんまり小説になっていないんですよね。時代は紀元前の戦国春秋時代なわけですけど、ぼやーとした背景しかしりません。

小説だと「項羽と劉邦」とか読んでますから、始皇帝が悪いってイメージはあったりします。だから、この漫画のキングダムはある意味新鮮です。全然、良いものですからね。それに主人公の信も、まー、史実で李信将軍なのはほぼ間違いないでしょうが、史実だと、どうしても楚攻略のイメージが強いから・・。

この武将も歴史では、楚の攻略においてやらかしちゃった(大負けした)っていう史実は知っているので、あんなにかっこいい武将なんて思いもよりませんでした。史実だと、王翦将軍の引き立て役ですからね。

それに今のマンガで活躍している秦の将軍も有名どころは、けっこう不遇な死を迎えたりしてますから・・、それがどうやってマンガのストーリーと結びついていくのかはとっても面白いです。蒙一族なんて気の毒ですよ。

ちょっと最近はバトルバトルで、やばい兆候な気がしますけど、史実を結び付けていく感じにしてくれると飽きずに面白いですけどね。ちなみに「ヒストリエ」とかもけっこう好きです。最終的には主人公はどうなるんでしょうかね。

史実ではホンマかいなって話ですが、唐を起こした李淵は、李信の末裔だって話がありますが、そこと結びつけるつもりなんでしょうかね。そうなると、中華統一後のゴタゴタに対して、主人公はどこにいたとかけっこう興味深いです。

できれば中華統一までの話で終わって欲しくないってのは思います。始皇帝になった時の壊れていく様ってどう描くのかってすごい興味ありますよ。趙高とかもすでに出てますからね。この人物が統一後は、内政で勢力を伸ばしていくわけだから・・。

歴史物のマンガってけっこうおもしろいですが、三国志だとどうも横山光輝のイメージが強くて、戦国春秋時代ってけっこう新鮮だって思いました。他にマンガになってしまった周の封建演技なんてのも、ちょっと史実というより神話のイメージですからね。あんまり感情移入できないです。(ちなみに横山光輝の三国志は、日経新聞のCMでちょっと別のイメージもありますけどね)

しかし、キングダム。もう50巻越えてますからね。本当に歴史上の終盤まで行くのかはちょっと難しいのかなって思います。秦の始皇帝へ壊れていくのとかは正直ぞくぞくしますけどね。 王翦 将軍とかも今は野心満々ですけど、どこかで自分の身を守るような保身に転身しないと史実に合わないですもん。(楚攻めの時のコメント参照)

実際の歴史を知っていて、それでマンガのストーリーと照らし合わせるってけっこうおもしろいですよ。ヒストリエとかもまたなんか書いてみようっと。