前提を考える

いつか来るかも、来ないかも。

こんばんは、アリロボスです。SNSを色々見るとやっぱり流行ものを素早く語ってますよね。こうゆうところがビジネスとしては大事なんでしょう。自分の範疇外の所にも、著名な人たちが顔を出すのはそっから派生するものを狙っている訳で、こうゆう積極性は好みとは別として、ものすごいと思います。意欲あると言うか。

仮想通貨の話は最近めっきりと食指が伸びないので、あんまり考えて無かったです。唯一気になるのはリブラですか・・。でも、FBのリブラ構想はやっぱ負けそうですねぇ。全力で国家が阻止してくるってことはやっぱり通貨、とくにドルなんかの基軸通貨のパワーは絶大なんでしょうね。

今日の話は株式の価値がくずれる瞬間はこんなのだろうなって話です。それは量子コンピューターのテスト結果をGOOGLが報道した時に、暗号通貨であるビットコインの価格が一気に値下がりしたことです。ま、実際の実用化にはまだまだ先の話なんですけど、投資商品ってイメージが崩れると一気にくるもんですね。

ビットコインの方は次の日にはまた戻りだしてるわけですけど、この話っていうのは量子コンピューターの演算能力なら、ブロックチェーン技術を駆使した暗号通貨もあっという間に解かれてしまうだろうっていうことから来ている訳です。

ビットコインはその価値の担保を暗号で持たせてますから、すぐに解かれるなんてこと噂が出れば、たとえうそだったとしても過敏に反応しちゃうわけですね。こういった投資商品の前提条件次第で値崩れしちゃうってけっこうあるような気がします。もちろん、それを恐れていたら投資なんてできない訳ですけど。

別の話をすると、スマホやタブレットが出てきた時にもうパソコンはダメなんてことが言われたことがありましたが、実際には残ってますよね。これはパソコンというかキーボード操作によるアウトプット操作が、傑出しているからでしょう。

「いや、操作ならスマホとかで十分でしょ?」と思うかもしれませんが、それはユーザー、なにかのサービスを一方的に受ける側の見方です。みんなが使っているスマホのサービス自体を作るのに、タッチパッドなんかでやっていたら日が暮れるってもんです。今日の若い世代はパソコンをキーボード操作が出来なくて、会社勤めで難儀するなんてのも聞いたことあります。

じゃ、このキーボードの優位性が崩れるのはなんでしょうかね?なかなか思いつかないけど、例えばFBが研究しているって聞いたことあるんですが、頭で考えたことをそのまま文字としてアウトプットする技術なんてものが出たらどうでしょ?さすがにレスポンスが手打ち操作を越える時点でキーボードは詰むかもですね。

こういったことで色々なサービスが陳腐化して、新しいモノに入れ替わられるんでしょうけど、どうもSFチックな話ばかりになってしまいました。でも、もっと現実的な話でもいくらでもあるんですよね。

崖っぷちなところだと、ハンコ業界とかが必死なのもそんなとこでしょうかね。日本には戸籍とか保証人制度、印鑑とかいろいろありますからねぇ。彼らの言い分は文化だとか生存したいからなんでしょうけど、やっぱり不便だし、それが足かせになってきてますからね。色々と。

その他にドローンが一般的になるとあっという間になくなるものなんて簡単に想像できますからね。運送とかはアメリカとかでは始められているけど、工事現場の測量とか検査なんてどんどん変わっていくでしょう。へんな拘りを持って、テクノロジーとか移り変わりを見ない様にするなんてことはしたくないもんですねぇ。