次の手が無いって思われちゃだめな気がする。持株だったら、悪い気はしない。でも、給与が上げるよりかって気もする。
こんばんは、アリロボスです。12月で仕事内容が変わりました。最近よく変わるのね・・。別段きちんとやりますけどね。こんなコロコロ変わってくると、ちゃんと色々考えているのかどうも怪しく思っちゃうのは、たしかにありますよ。
今日は日経新聞見て思ったことです。自社株買いの伸びがどうやら設備投資のそれより上回っているそうです。設備投資は次のビジネスや今のビジネスの強化をアグレッシブに進めていく、もしくは進めていけるって思っていると言う前向きな感じがありますが、自社株買いだとどうだろう・・。
自社株買いはまさしく自社の株を買ってしまうんですよね。発行している会社が自社の株式を買うってことは、それだけ市場に出ている株数が減るので、株価の上昇効果があります。数が減ると価値が上がるってことでね。また、自社株買いした企業自体も持株保有率とかが上がるから、買収対策とかにもなるかもしれませんね。
私のイメージですけど、自社株買いって株主にとっては、悪いイメージはそれほど無いでしょう。逆に新株発行なんて言ったらそれはもう、ねw。「薄まるだろ!!」って感じでw。ただ、私の持株もいくつかあったことはあるんですが、不思議のあんまり効果があった記憶が無いんですよね。なんでだろう?
自社株買いってやっぱり実施するタイミングが重要な気がします。それこそ高値で買いたくないのは、私たちのような個人投資家と同じでしょう。でも、だからと言って、株価が下がっているときに自分たちの会社の株を買うわけだから、その姿勢が気になります。
たとえばですけど、自社と同じ業種の企業の不祥事だったり、国同士のトラブルだったりで一時的に下がってしまう時とかあります。そんな時に潤沢なキャッシュを持っているならけっこういい感じかもしれませんね。でも、基本的に落ち目の時の自社株買いは、防御しているだけって感じで下げ止め効果があってもなかなか上がって行かないイメージがあるんですよ。
日本の企業は世界の各国の企業と違って、なかなか回復してなくて評価不足って意見もあります。ただ、生産性が悪くてあまりキャッシュフローを生まない構造で、だからROEも高くない、もうちょっと斜陽にっているからこその評価って意見もあるでしょう。要は銘柄選びなんでしょうけどね。私の場合は、今の状態なら銘柄次第で安いって思ったりもします。でも、全部がそうかって言うと、そうでも無い。良いものはずっと右肩上がりな気がします。
とくに今の日本の状況は、いろんな分野でネガティブな感じですからね。次のビジネスをやる力も無いし、だからと言って自分の会社だけ社員の給与を上げたら、競争力が落ちちゃうって感じで、だったら「自社株買いで!!」って感じなんでしょうかね。日本はけっこう内需の国なので、本当のことを言えば給料を上げると景気回復ってけっこう期待できると思うんですが、だからと言って自分たちが率先したくないって感じがしなくも無いんですよね。
政府は給与アップをけっこう民間に求めたりするけど、なかなかこの考えって難しいですよね。企業側にも社員をリストラしやすくするのと、社会としてセーフティネットを充実させるって両方の問題もをクリアしてこそって気がします。ただただ、今まで通りで給料上げろじゃきついでしょ。でも、首を切りやすくって考えは、日本は終身雇用の文化が長いので、なかなかそちらへ行くの厳しいでしょうね。
もう自社株買いの方が伸びが大きいってニュースを聞いた時点でそう思っちゃっていることは、大分やられているかもしれませんねw。結局は自分でなんとかせなって奮い立たせるしか無いですけど。でも、私の持株が自社株買いしたってぜんぜん良いですよw。
最近のコメント