期待相場だよね?これ

上手くアセットが効いてるからなのかな・・。でも、全然安心できないです。

こんにちは、アリロボスです。段々暑くなってきました。中部地方の夏は湿気が多くて、暑いですからね。しかも、ブタクサの花粉が・・・。ヒノキとブタクサの花粉は、私にとっては花粉症なんですよね。

日本も緊急事態宣言が解けたわけですが、なんだかんだで自粛モードは続きます。私の周りでも、自粛の雰囲気はそのまま続いておりますが、コロナとの共生はやっぱり長くなるなぁって感じてます。ワクチン完成は時間が掛かるし、下手すると全部失敗かもです。せめて、治療薬でもっと効き目があるやつが出てくるといいんですけどもね。ギリアドのやつって点滴だから、実際に私たちが普通に受けれるようになるときもそうなるんですかね。錠剤の方が便利といえば便利ですからね。

コロナの影響って経済に打撃が無いわけが無い。って思います。しかし、なんか株価は普通に戻って来てます。これはやっぱり世界各国の政府・中央銀行が緩和政策で下支えをした効果でしょうし、コロナ禍が今後和らいでいくっていう期待によるものだと思います。

しかし、株価は先行きを織り込むものだとは言え、ずいぶん織り込んだものだなって感じで、ちょっと出来すぎです。これはコロナに対してのワクチンや治療薬の期待からというわけでは無くて、どんなに景気が悪くなっても緩和政策で持たせてくれるって都合の良いムードが出ているのでは?って思います。なんかコロナ禍が無くなって万歳って感じより、この緩和政策の間に毟れるだけ毟っておこうって考える方が、弱肉強食って感じで「らしく」思えたりします。

今回のコロナ禍で、私のポートフォリオも今回のコロナ禍で手ひどくダメージを受けました。最大で20%くらいは資産が減った時期があったと思います。しかし、なんやかんやで元に状態に今は戻っている訳です。影響が無いわけが無いのにね。

持ち直した理由をなんとか考えると、やっぱりポートフォリオの中に今回のコロナ禍によって逆に伸びて行く銘柄があったことだとは思います。ZMやOKTAなど在宅ワークスの需要増加に影響する銘柄もそうですし、AMZNなどEコマースに強い銘柄もそうですね。バイオに関してはあまり上手くは乗れませんでしたがね・・。

私はGILD銘柄は持っていました。もともとタミフルの件で興味があった会社でしたが、購入当時はハーボニーなどのC型肝炎治療薬でイケイケだったんですよね・・。そしてまた、薬価問題でC型肝炎治療薬の高額な価格が目を付けられて、ずいぶんと世間から嫌われしまったんですよね。底から先はなかなかの低迷っぷりです。

私としては逆にC型肝炎治療薬のあまりの効きっぷりに逆に驚いたもんですが・・。なぜってあのほぼ間違いなくってほどの完治率は、逆にあまりに罹患者がいなくなってしまうことを意味するわけです。それをやってしまうのは医療に関係する企業の正しい姿勢だと思いましたし、ある意味で潔い気がします。ただまぁ、値段は高いのは間違いないわけで、印象悪くなったのも仕方ないとも思いますが・・。

今はコロナ治療薬では、昔の教訓なのか大人しめな感じでしゅくしゅくとやっていく感じに見えます。ギリアドにとっては、第2のタミフルみたいな感じなのでしょうから、変に世間の反感を買わずに息長くやっていきたいって感じなんでしょうか。実際、コロナの脅威が少しでも低減すれば良いってことは、リアルにも思いますし、投資対象としても都合が良いです。

しかしながら、どうみてもこのまま株式市場が順風満帆には思えないです。なぜなら、期待相場の後には必ず現実がやってくるからです。少なくとも、コロナ禍による経済ダメージは絶対あるわけですからし、今後はワクチンのバッドニュースで下げ、決算でやっぱり悪かったってニュースで下げの繰り返しが起こる気がします。

逆にどんどん上がって行く状況ってのはある意味怖いです。(嬉しいのは間違いないのですが・・)緩和を無限に出して行くなんてことないと思いますが、あったらもう官製相場ですよね。日本がすでにそうだって声もありそうですが、日本の場合は海外の影響がありますからね。もし、アメリカが同じことをやったら・・、ま、ないとは思いますけども。