やっぱり個人でなんとかしてもらいたいってのが、根底にあるんだろうなぁ・・。
こんばんは、アリロボスです。今日は梅雨の合間の晴日でした。さすがにずっと雨だったので、天気がいいと気持ちいいですなぁって思ってましたが、すぐに暑くなって、やっぱり暑苦しいのもいやってすぐに思いなおしました。おかしい・・、こんなに夏が弱かったっけ・・。やっぱり年か・・。
ちょっと前に年金改正法でiDecoが良くなるというような話をしましたが、またまた良い話が出てきましたね。以前の話は、2022年10月から確定拠出年金を行っている企業に勤めている会社員もiDecoの加入が可能になるというものでした。
今のiDecoって、企業が確定給付年金と確定拠出年金を採用していて、さらに同額分を自分で拠出させる(企業分+自分負担で2倍お得にみたいな感じ)マッチング制度を設けている場合はiDecoに加入できないルールなんですよ。ちなみに私の場合はこれに該当します。じゃあ、マッチング制度で頑張ればいいじゃんって言うのは簡単なんですが、要は拠出金上限ぎりぎりまではなかなかさせてもらえないですね。
ルールとしては、企業が出した分と同額なので、これがけっこう縛りになっているんですよ。要は全ての社員に上限ギリギリまでマッチングさせてくれないってことです。ま、企業としては出費になるから、分からないでもないけど、iDecoの存在を知っていることもあって余計に比べちゃう訳で、「iDeco、いいなぁ」って感じなんですよ。
また、仮にマッチング制度を設けていないなら、iDecoに入れるんだねって話も、これもまた厳しい。あれなんですよ、企業側に色々動いてもらわないとダメなんですよねー。これ、正直言って普通の会社員にはキツイ話なわけですよ。別にそれをやることで企業に嫌がらせを受けるとかじゃ無いですよ。でも、単純に個人で企業に働きかけて、iDecoに入れるように会社側の体制を変えてくださいってもう無理ゲーなわけですね。
それが2020年10月からは企業の許可なしでやれるって話なら、これはいいんでない?ってことです。私も年齢は中年ですので、なるべく拠出金額ギリギリまで拠出できる期間が長い方が本当に助かります。今はマッチング制度を使ってますが、この改正法が予定通り進むならiDecoには入りたいって思いますよ。ま、個人で口座管理料とか払う訳ですが、それでも試算すればiDecoの方が全然いいわけで。
そして、今回のグッドニュースは、その拠出金額が上がるかもって話です。勤めている企業に確定拠出年金がある場合のiDeco利用枠の上限って月1万2000円だったんですが、これが2万0000円になるって話です。これは本当に良い感じになってきました。積立の効果ってのは、できるだけ金額が多いほど、そして、長い期間やるほど効果が出るわけですからね。
ここまで政府が年金改革を進めてくるって言うのは、本当に自分で何とかしろってことなんでしょうねw。今回の話だって、企業側の厚生年金だと、やっぱり企業側の体力とか業績が左右してくるので、当てにできないってこと感じとったわけですよね。iDecoに入りたい為に会社とやりとりするなんてこともやらなくていいよっことは、そこが制約になっていることを気づいたわけです。
年金はあてにできないってことは、分かっていたことですけども、現実問題で人口は減っていくし、経済もパッとしないしなわけで、だからこそ、自分でなんとかしろってことなんですね。投資をやっている理由の一つはこれなわけですけども、世間もどんどん自己責任を求めていく動きが、オブラートに包まない感じで出るようになってきました。
最近のコメント