みなさんは実感ある?
どーも、アリロボスです。
働き方改革、みなさんの周りではどうでしょうか?メディアでは色々言われてますよね。私が勤めている会社でもそんな話はちらほらありますが、具体的に何?って感じでいまいちパっとしません。ただ、多分私のような一般社員が望むような形にはならないだろうなーとも予感をしてます。(参照:働き方改革)
そもそも、企業の経営者側から考えたら、少ない人件費でより生産効率を上げるための仕組み作りを目指すと思います。で、その仕組み作りの仕事を下へ振る。この時点でなんか無理筋ですが・・・。ここで問題というより、単純な負荷UPとして、この働き方改革の仕組み作り+通常の業務が圧し掛かってくるんですよね。人によっては、まずおまえらが青写真考えろよって思うかもしれません。
じゃー、労働者からしたらどうでしょうか?働き方改革でもっと自由な時間ができる。仕事だけじゃなく、プライベートも充実できるように家族や恋人にもっと時間を割り振れる。育児や子供の教育ももっと時間と意識を向けられる。など、いきなり「働き方改革大成功の巻、そして、その後」みたいな感じのイメージしかないんじゃないでしょうか?巷では、尾張のイメージしか語られてませんもんね。
正直言って、普通に考えると無理な話です。どんな企業も他のライバル社と競合しているのに、なぜ先んじて自分だけ働き方改革を行う分、一時的に仕事量を落とす、なんてことはまず無いと思います。みんなもやり出したのでそろそろ歩調を合わせるかなーって感じにしか進まないかと。
逆に、少数だけど必ず居ると思うんですが、今現在圧倒的に余裕があるような位置にいる企業は、トップの決断で率先やるかもしれませんね。ただ、これもみんなに先じて仕組みを作ってしまって、これからの人材確保を有利にしようって思惑だと思います。
案を一般の労働者側に求めるってのもきつい話で、労働者にしても、AIだとかIoTだとかで生産効率を上げるってことは、その分の労働力が必要じゃなくなるので、別の仕事が無い場合はそのままリストラになる可能性はあるわけです。進んで自分の仕事を差し出すような改革案を一般の労働者が提案すると思いませんよね?
わたしはこの働き方改革っていうのは、意義あることだし、すばらしいと思いますが、実際この取り組みが降りかかってくる状況になってきたら、むむっと思っちゃいますね。その変わり目に降りかかる余分(これは失礼な言い方ですが)は、はっきり言えば負荷そのものなんですよね。本来、自分自身を第一にするのは基本的なことですが、この「社会的に何とかしよう」とか、「←そうゆうことだから会社としても全体として何とかしよう」っていう圧力から逃れることはまず無理な気もします。企業から飛び出て生きていくならともかく、これに反抗しても完全な村八分ですから。
企業の一員として生きていくのであれば、この流れに対応には、ニュートラルなバランス感覚がけっこう必要かもしれませんね。
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