仕事量が適量なんてのは難しい。集まるところには集まってしまうので、ペースは自分でなんとかするしか無いと思う。
こんばんは、アリロボスです。最近めっきりTVを見なくなりましたが、ニュースで政治報道やってるのを見かけると、本当にいつも何かの失言やら粗相やらを責め立てることばかりやってるのね。もう、それは別番組で一纏めにしてやったらいいと思う。大事なこともあるだろうけど、とにかく、このやりとりの一連が粘着質なんだよね。
自分で仕事のペースを調整できる人ってのは案外恵まれているかもしれません。もちろん、仕事によってはまさしく自分のペースでやれる方もあるでしょう。仕事によってと言うのは、個人事業者だからとか職種では判別できないですからね。それに、家庭やら経済状況などその要因によってさらに色々です。
ただ、私自身は会社員なので、とあるネット記事というか、ネットのネタ話を聞いて「なるほどなー」って思うことがありました。それは日本で働く海外の方(確かインド人の方)の話で、大変仕事が出来る人なので、1週間でやれる仕事を3日くらいで完了出来るそうです。そして、残りの4日はまったり過ごすつもりだったのですが、その分だけ仕事を詰め込まれるというものです。だから、早々に3日で切り上げないで適当に伸ばし伸ばし仕事をするようになったって話です。
ネタなのか、実際の話なのかはわかりませんが、この話って日本の会社だとなんとなく共感できる気がします。これが欧米など個人の仕事の役割がはっきり決まっていて、それ以外をやる必要が無いって仕事の慣習だと理解できないかもしれません。日本は今頃になって目指そうとしている同一労働同一賃金って奴が、もう完成しているわけですからね。
しかし、これが日本だとこんな環境はまだまだ少数派でしょう。年功序列の仕組みや、やたらとチームワークなど協調しており、仕事の業務内容だけをフォーカスしないで、そう言ったよく分からない箇所を、やる気だとか当事者意識だとか都合良い感じで一括りにして評価するわけです。よく分からない判断基準で、人間性の良し悪しまで測るという荒技にも見えます。
このネタ話、3日で仕事をこなしているわけだから、まさしく成果を上げてるし、なんだったらスピードも考慮して評価が上がっても良いくらいなのでしょうが、そんな働き方を日本の会社で披露したら、職務態度が悪いとか、協調性が無いとかで逆に非難されるかもしれません。
そうなると、このネタ話のインド人の方のように、適度に手を抜いてやるって話は実に退廃的な感じなわけですが、理にかなっているわけですよね。これは裏を返せば、欧米のような仕事内容の線引きや、成果だけでは困る環境がどこかにあるってことなんでしょうね。サービス残業やらブラック企業なんてのも、これと同じで明確に線引きが無いことで起きる要因になってる気がします。
私自身は残業が嫌なので極力仕事を詰め込みたくなる体質ですが、要領よく仕事をするって意味では、もっと上手いやり方があるかもしれないなーって思うこともちょっとあります。ただ、その仕事のやり方が「出来ている」という判定で、日本だけの独自ルールかもって思うと、なんだかなーとは思っちゃいます。
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