じわりときている。
ちゃお、アリロボスです。今日は雨でムシムシします。
以前に働き方改革って実感できてますか?ってことを書きましたが、今度は人手不足についてです。正直、今の状況を非難しても何にもならないので、身の回りの記録と感想だけに留めたいですが、まー、ちょっと非難になるでしょうw。しょうがないじゃん、勘弁して。
私が勤めている会社はいわゆるメーカーでして、「もう、全然人がいないヨ!」っていう状況は、まだ部分的でちらほらって感じです。特に製造部門ではあるみたいですね。でも、今のご時世で単純に人が足らないっていうのは一杯あるように思えます。
実際に一般社員の私が見る絵と経営層の見る絵では違うと思いますが、年々気になっているある人手不足のタイプは一般社員の私でも気づきます。それは「キーマン」の減少ってやつです。この部署には「この人がいれば安心」って言う方がどんどん少なくなっているように思います。
この「キーマン」と呼ばれる方は、かならずしも役職者ではありません。どちらかというとマネージャーよりプレイヤーに多い気がしますが、でも、実際はなぜかマネージャーの仕事をやってたりして・・。この「キーマン」の表現をなんていったらいいんでしょうか。私が勤める会社では、なんというか「絵」を描けるというか、自分ところの部署だけのことを見ていない、連動させられるというか、私のような一般社員から見るといかにも「もったいない、もっと上に行ってもらえば・・」みたいな方です。
個人的な認識として、良いプレイヤーが良いマネージャーとは限らないですよね。でも、ごくまれにどちらもできる方がいるのも事実なんです。そういった方が上に拾い上げられない、そして、出て行ってしまう。まだまだ徐々にといった感じなんですが、この雰囲気がとっても不安させられます。上は分かっているの?どうなの?って。
テレビやメディアで良く聞きますが、早期退職とかでは、まずは優秀な人が会社から出て行ってしまい、うだつの上がらない人ばかりが残るってのはよく聞きます。幸い、私の勤め先では、まだそんなことは起きてないですが、後者で自分が呼ばれたくはないなーとは思います。会社に全力で寄りかかれるほど信用はしてませんが、やっぱりきちんとやることやってるようには在りたいです。
あと人手不足の要因になりそうな点がもう一つ。教育の部分です。あまり現場よりじゃないってゆうか、「コーチング」だとか「ロジカルシンキング」だとか、いわゆる恒例的なのはわかるんだけど、その前の現場とそのつながりの部分の教育が怠ってるような気がします。だから結果として、次を育てるのが下手くそなんですよね。私が入社仕立ての時はもっと良かったとはお世辞にも言えませんでしたが、制度的なものは全然無くって、効率の悪い「師匠」と「弟子」みたいな感じで教育される感じでした。たしかに「キーマン」は多かったように思います。(ただ、ブラックな雰囲気も部署によってぷんぷんしてましたがw。)
これって育てたことへの評価や、育てたあとの評価だったりを、評価する意識が希薄だったりすることが原因なのでしょうか?どこの会社にも居る「ごますり野郎」が上に上がっていくのは、おそらく無くならないでしょうけど、この「キーマン」の減少は全体のパワーダウンにつながるのは一般社員の私でもわかります。
私自身は人手不足・人口減少は相当やばいって考えているので、だからこし、今の会社の仕事をなおざりにするつもりはありません。(投資の種銭の為にも重要です。)でも、これ一本に全てをそそぐリスクもけっこうやばいと思っており、これからも色んなことを模索していくつもりです。
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