プロだって予測できないのだから、自分が分かるわけは無い。それは分かるんだけど・・。うーむ。でも、ちょっと調子よいのではって思うこともある。
こんばんは、アリロボスです。例の宗教問題でなんかドロドロな感じになってますよね。ぶっちゃけ、感情の良し悪しはともかく何が国益になるかってことで、理性的・理論的に決めて貰えば良いと思うんだけど・・・。日本のリベラルってなんかねぇ。台湾訪問したアメリカの議員は人権ってことではブレてないのに、こっちはねぇって思っちゃうんですがね。
今日は投資の話。やっぱりか・・・。と思ったのは、FRB議長の対応でした。これ、ジャクソンホールの件ですね。市場はこの時のFRB議長のコメント次第でどう対応するかを決めていたっぽいけど、なんかモヤモヤします。
と、思うのも今までけっこう思ってたことがありまして。私は個人投資家で、プロでも無いから先を読めるなんてことは正直思えないし、投資のその時その時で、上手くいったと思っていたことだって上手く行かなかったことなんでしょっちゅうです。
株式投資の今後を占うのに、一般には決算情報が決め手となっており、一株利益や売上、そして、ガイダンスの予想がアナリスト予想を上回っていることが、その後の株価を占う指標ってことは知ってました。それはそうなんでしょうって思ってますし、それがスタンダードになってることも知ってます。
ただ、最近は特にガイダンスの部分でちょっとどうかなって思うことがあります。ぶっちゃけ、かなり都合が良いって印象でしょうか?今回のジャクソンホールの件でも、アメリカのCPIが前回ピークアウトしたっぽい(でも1か月分だけ)ってことで、適当なところで緩和を始めるなんて見解がありました。
CPIは依然として高いままなのに、なんでこの時期に緩和の話が出てくるんだってことは普通に思ってしまいます。どうみたってまだまだインフレで困るでしょ?引き締めしかないでしょ?ってことなのに、なんか都合が良いっていうかね。案の定、債券アナリストと株式のアナリストで意見が違うのも気になりました。
この決算の三種の神器であるガイダンスなんですが、個別の株式でも同じように思えます。コロナの特需、又はショックで利益を得たり、ダメージを受けた企業があったとして、このガイダンスの織り込み具合が実に投資家にとって都合が良い印象を受けるんですね。例えば、コロナ特需を受けた企業は、次の決算では厳しいのは当たり前でしょ。でも、ってことです。
私はこのルールに抗うつもりは全然無いんです。自分一人で抗ってもそりゃー無理でしょうとも思います。ただ、どうも都合が良いなって思える印象がちょっと多すぎるなとも思えます。それはやっぱり機関投資家はある一定期間で利益を上げなくてはならないってことなんでしょうかね。
機関の運用金額は桁違いです。大きな波に乗るのは大事だとも思いますが、全く同じことをしていても個人投資家はちっとも利益がでそうにない気がします。個人投資家は機関投資家と違って時間を味方に出来るので、その点も加味した方が良い気がします。もちろん、失敗もあるでしょうが・・。それでも、最後の責任は自分なんですから。
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