銘柄をそろそろ入れ替えるべきか
こんばんは、アリロボスです。早くもバテ気味・・。暑いの、弱くなった。
メルカリのIPOは見事に落選しましたが、そろそろ日本株の持ち銘柄を見直ししていこうか考えてます。私の苦手な「売り」ですね。
私の銘柄選びは、財務的にOKで取り扱っているサービスやら製品やらでトップシェアを持っている(出来れば多くもっている)というようなのが好き!!ってけっこう簡単な選別です。
その選別の中から、「これは将来的に行くだろう」という感覚(神頼み?)が自分の中でフィットして、「買う」って段階で、EPS成長率やらキャッシュフローだったりを調べて安心を得ようとします。まー、段階を踏むわけです。
でも、メルカリだったり、スタートトゥデイだったりという、最近調子が良い企業の情報を調べると、少し自分の感覚を修正する局面が近づいてきた気がします。それまでは人口減少が将来的に間違いなく問題になることを受けて、「これはそろそろ見切り時かな」とかの撤退する銘柄については考えていたんですがねー。
メルカリもスタートトゥデイも全然違うタイプですが、共通していると思うのは、消費者側のライフスタイルの変更を迫っているような感覚なんです。それまでの製品やサービスの流れをライフスタイルごとぶん捕ってしまう感じです。
適当な表現になっているかどうかわかりませんが、自動車メーカー同士の優劣で物差しを見ていたものが、自動車メーカーと自動車のシェアビジネスとの闘いって感じでしょうか?後者のえぐいところは、仮に勝負に勝った場合は、自動車の周りに付随するビジネスの影響するってことです。自動車で言えば、保険、駐車場などです。もっとも消費者側は、自分にとって一番良いことを選んだ結果ですけど。
スタートトゥデイの場合だと、ユニクロなどの店舗型との競合もそうですが、批判も聞きますが「ツケ払い」とか、「おまかせ定期便」とか「ゾゾスーツ」とかの動きを見ると、完全に「衣服」のサブスクリプションモデルで、囲ったらもう離さないぞって感じがしますねw。
メルカリは色々調べてみると、「わかりやすい」って感じでしょうか?完全にスマホで行くって潔さと、料金体系などもこざっぱりしてます(売買の10%)。個人間のやりとりの場として、業者や転売屋は締め出していくのも、個人の消費者にとっては有難いことだと思います。ただ、色々お痛する方もいて、へんなもの売りに出す→取り締まるの繰り返しな感じもありますが・・。でも、AI導入もされてるので、このあたりの対策はどんどん精度が上がっていくような気はします。
個人間売買の場が盛んになると、購入したものをある程度使ったら、メルカリで売るっていうルーチンになりますよね。定価よりは高く売れないようですし。この場合、みんなのライフスタイルってどうなるんでしょうか?後に売ることも考えると差し引きで安く手に入るとも言えるわけですが、他から買ったものをメルカリで売るのでは無く、メルカリで買ってメルカリで売るというようなメルカリ一本で完結しちゃうこともできる。そうなると、とある製品の世界全体のトータルの売上って最適化されるから減るってこと?でも、誰でも気に入ったものなら持っていたいですから、そんな簡単じゃないと思うし。
他の企業もどうなんでしょうか?メルカリで売られることを想定したら、基本価格は上げる方向でなるんでしょうか?購入者はある程度使って売るってアクションを取るならですが・・。でもメルカリで売られることを想定して、売るってことは主に消費財関係とかだと思うし、業種はやはり絞られるのでしょうか?うーん、考えるとますますこんがらがっていきます。
分からないからって、今のままではダメな感覚もちょっと感じています。ある意味、こういったことを色々考えさせてくれる時代の変わり目に居るってことは、けっこうおもしろいかもしれません。人口減少とかの後ろ向き対策ばかりじゃつまらないですからね。
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