株主優待について

選べたらいいな・・

おはようございます。アリロボスです。サッカー、決勝トーナメント進出しましたね。おめでとうございます。ポーランド戦をぶーぶー言う方もいますが、勝ち残っているのだから、そうゆうのは終わってからでいいんでない。今戦っている選手が聞いたら悲しいでしょって思うんだけど・・。負けた時にそのこともまとめてブーブー言われればいいんでないかと、勝負事だし。

株式をやっている人なら配当については色々な考えをもっているかと思います。配当(できれば高配当)を貰ったら、お小遣い感覚でいる方もいれば、貰った配当を再投資分に使う方もいるでしょう。ま、貰えるならそれはうれしいことですよね。また、インカムゲイン投資でなく、キャピタルゲイン投資を好むかたは、配当なんぞせずに次の投資に回せっててなことを企業に望んでいる方もいるでしょう。アマゾンとかバークシャーとかは、そういった会社の典型ですよね。こういった大物企業は別として、配当をやっていない企業は、基本これから拡張していこうっていうハイテク企業やIT企業が多いイメージです。

日本には配当の他に株主優待なる制度があります。これについても色々な意見ありますよね。どんな考えにもまったく否定はしません。TVやネットで有名な元将棋指しの桐谷さんのように、一つも余すところなく優待を使い切るもよし、金券ショップとかに売るもよしでしょう。マクドナルドなど優待目的に株を持っている方もいらっしゃいますしね。

この日本の株式の優待制度にも特に法的義務は無いので、やる企業、やらない企業色々とあります。日本独特の制度で、鉄道会社から始まったみたいです。考えてみると、お金が払われる配当と違って、直接物品を送ったりするのはコスト的には配当より間違いなく掛かるはずです。どうゆう理由で、株主優待が広まったかは色々諸説あるみたいですね。アメリカなど海外に比べて土地が狭いので費用がそれほど掛からないとか、特別が好きな国民性が左右しているとかです。私としても、日本人自体は投資より貯蓄の傾向が強いことからも、より株を持ち続けてもらうためにも商品やサービスなどの株主優待を送った方が分かりやすいんでしょう。「うちの会社、いいでしょ?」ってアピールしやすそうですね。ただ、明らかにその会社の製品そのものを優待として送ってもらっても困る場合(例えば、なにかの部品だったりを送られても困りますよね?)は、商品券だったりを送ったりしてますね。そうゆうところは他がやっているので何かやらねばって感じでしょうか?

日本株の配当ははっきり言って、アメリカよりも少ない印象はあります。もっとも企業のそれぞれで配当率が違うので、全てがそうでは無いですけどね。アメリカは四半期毎で年4回ありますが、日本は上下期で2回+優待ってところですね。私の場合は、正直無理とは思いますが、優待と配当上積みか選択制にしてほしいですね。基本的には、私は配当オンリーにしてもらえるか、それが無理なら企業の投資や自社株買いにでも回してもらった方が良いと思う方です。でも、たしかに株主優待はハマるとお得感が大きいのも分かります。

例えば、私はJR九州の株を持っちゃったりしているんです。でも、私の住むエリアは中部地方ですのでそうそう頻繁に行くことはありません。営業職ならもっと使うことあるかもしれませんが・・。でも、仮にそれを使った場合、鉄道料金は1/2になりますし、優待に付随している九州エリアの施設の割引券もけっこうな割引率だったありします。まさしく、「そこに用があるよ」とか「行ってみたい」っていう人には十分な効果があると思いますよ。実家や親戚がいるならずいぶん役に立つ気がします。

もし、優待と配当上積みを半年前に選択できるって感じだったら、随分効率が良いって思うんですけどね。だめかなー。私も嬉しいし・・。半年前に選択している人は配当への上積み可能ってことを条件にしてしまえば、信用取引と組み合わせて株主優待だけを取りに来る方との区別はできますもんね。(現物買いと信用売りの組み合わせで、権利付き最終日後の株価の下落をヘッジして、優待だけもらって損することなく株を売ってしまう方法)

他には貸株制度とかもあるんですが、雑所得になってしまうので、配当所得が大きくなるにつれてメリットが低下する気がしますし、素早く株を売ることもできなくなるので、私的にはちょっとまだ手を付けてない状態です。なんか確定申告もめんどくさい感じがしますし。今後の収入状況に変動があれば少しは考えていくかもしれません。

いずれにせよ。配当や優待も貰えるものはやっぱり嬉しいですよね。もっと良い制度があればガンガン取り込んでいってほしいです。