日本の自動車はちゃんとやれば生き残れる、と思う。
こんばんは、アリロボスです。最近会社でもちょいちょい辞めてく人が増えてきました。採用を頑張っている感じですが、人を育てる部分が足りないのでジリ貧な感じです。どんどん個人主体になって行くんでしょうねぇ。ぶっちゃけ報われないような仕組みなら、率先して人を教育していくとか誰もしないでしょうね。今、上にいるお偉いさんは、育てるのが上手いとはとても思えないし・・。
今日のニュースでトヨタとソフトバンクが提携して、移動サービス新会社を設立するって聞きました。最近のトヨタはどんどんチャレンジしてますね。自動車という媒体がインターネットと繋がるって言うのは、その乗車した人の行動傾向が丸わかりになるってことです。自動運転も世の中の交通システムをブレイクアウトする技術や産業だと思いますが、自動車のIoTもものすごく強力な産業になると思います。
その人がいつ、どのタイミングでどんなお店によったり、給油したり、レジャーに行ったりとか好みを把握できる訳です。そういったデータが集まれば、ある特定の人の好みにジャストフィットするサービスをピンポイントで提供できるってわけです。ビッグデータってわけですよね。
トヨタは昔テスラと組んで、電気自動車に乗り出しましたが、会社同士の気風が合わずに提携は解消しました。会社の性格も違うのもありますが、テスラ自体が車の機構として当時はかなり雑だった部分もあったそうですね。イーロン・マスクの最近のゴタゴタを見る限りで、やはりトヨタとは合わないだろうって感じがしますもん。
私のトヨタのイメージは、やっぱり車のサービスの良さがすぐに思い浮かべます。私の自家用車はこのメーカーではありませんが、点検やらのサービスでは大分違いを感じますね。生前の父はトヨタ車を乗っていましたので・・。私の場合は点検とか車検だと、自分で持っていて代車に乗って帰ってくるという感じです。朝持ってきて、夕方返しに来るなんてうらやましい。今の時代で考えるとコストが掛かることですが、それを乗り越えてやれるような体制にしたんですかね。
移動サービス新会社以前から、自動運転「イー・パレット」構想でタクシーやライドシェア、移動店舗、無人宅配車などに活用を考えており、アマゾンなども参画するみたいですし、それに、ウーバーやグラブなどの配車へも出資したりもしてます。完全に自動車を売ってなんぼの商売から、自動車を軸とした総合サービス会社に移行しようとしてますね。これがソフトバンクとの提携につながったんでしょう。
最近の自動車の不祥事から、私自身が車への意欲をだいぶ下げております。しかし、まだ大きな問題が無いトヨタの車は、最近「いいかも」ってちょっと思っています。年を取ってくると、走りよりも安全とか乗り心地とかもすごい重要です。私は通勤距離も長いですし・・。トヨタは日本やアメリカ、中国で販売する車に全て通信機能を持たせることを2020年まで行う方針だそうで、これからの自動車の在り方を考えると、トヨタ車もありかもしれませんね。私の場合は、少なくとも通勤で必要な限りにおいては、ですけどね。
あと、私は電気自動車が仮に自動車の主体になったとしても、日本の自動車メーカーが衰退するとはあまり考えてません。中国などはそれで一気にどんでん返しを考えている感じですが、そうそう甘くないと思います。テスラの生産問題がいい例です。自動車はおそろしいほどのノウハウがあり、人のライフスタイルにも密接です。単純に移動できる乗り物だけじゃないんです。自動車を乗っていない人はその当たりが分からないのは仕方ないし、無いことで生活が成り立っているので今の時点では問題ないのは普通と思います。でも、いざ自動運転になって自動運転車に乗るときに、そのノウハウを持ってないメーカーと持っているメーカーでは天と地ほどの差があると思いますよ。自動運転車になったからって、どこの馬の骨の車を乗りたいとは思わないでしょ。
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