まぁ、これが普通だと思うけど・・。大学教育の方が準備できていなのでは?
こんばんは、アリロボスです。グーグルも顧客情報流出とかニュースで出てますね。この問題って本当にしっかりしないと、FAGA銘柄はけっこうやばいと思うんですけどねぇ。
話は変わりますが、経団連が、大手企業の採用面接の解禁日などを定めた指針を2021年春入社の学生から廃止すると決定したそうです。この仕組みは日本の年功序列や終身雇用と合わせて日本独自の雇用システムですが、最初に無くなるのはなるほど就職ルールな訳ですね。
元々、外資企業や一部企業はこのルールを採用していなかったりします。ソフトバンクとかもそうです。経団連の大手企業から言えば、外資や一部の企業に優先されて、学生を取られるという思いがあったのかもしれませんね。もうあきらかに人手不足が将来来ることも分かっているので、中小企業の雇用を守るとか言ってたのも、足に火が付けばこんなものなんでしょうね。中小企業と大企業の関係性も変わってくるんでしょうかね。
年功序列や終身雇用は、いきなりやるとある意味で自分たちの首を絞める可能性があるのですぐには動かないと思います。どのあたりで線引きされるかは分かりませんが、私のような40代世代くらいから切り捨てていく感じになるんじゃないでしょうか?その点、就職ルールは、これから社会人になる人な訳ですから、やりやすいわけです。
ただ、この仕組みはある意味で競争原理を抑制しているようなものだし、外資など他の企業が守っていないんじゃ続ける意味も無いのも事実でしょう。問題はこのことによって、どんな未来が待っているかってことだと思います。今の日本の会社の多くの仕組みは、経験もスキルも無いが、知識はなるだけ優秀な学生を早目に囲って、会社の中で人材を作っていくシステムです。だからこそ、終身雇用や年功序列みたいなものが生まれてくるんでしょう。
たしか、この就職ルールって一度解除されて、また復活したんですよね。ま、私の場合ですが、学生の時の就職活動では、大学の就職指導室や担当教授のコネなど全く使っていなくて、自分で会社を見つけて直接アポを取って動いているという感じでした。別に教授の推薦状とかどうでもよかったんですが、なんかどうしても使わないといけないと言われて、仕方なく使って受かった時に、その企業をキープして別の企業も受けていたら、早く決めろとか逆切れされる始末です。はっきり言ってマジであいつら老害でしたね。本当に就職指導室や担当教授にはいい思い出はない。マジでむかついたので、自分の大学に勤め先は連絡しませんでしたよ。多分、名簿でも就職先は空白になっていると思います。
この就職ルール廃止は、私は正しい方向だと思いますが、逆に大学側の準備が大丈夫かなって思います。ニュースで大学とか政治家のコメントで、この就職ルール廃止で学業がおろそかになる心配があるとか言ってますが、そういった意味じゃありません。これからは就職活動がどんどんこれから競争原理が活発になっていき、人手不足で年功序列や終身雇用が出来ない世の中になってくると、ただ単に大学出た奴だけじゃ就職がきびしくなると思います。
海外であれば、どこかの会社に就職する時は、どんなスキルがあるかとか、その職種でポストを取る話をよく聞きます。つまり、入る前からなんの仕事をするかを決めて入って来る。キャリアップも単純にその会社に長く居ても全然上がらない訳ですね。学びなおしとかが多いのもそうゆう理由かもしれません。なんとなくなんですが、そんな感じに職業に就くっていうのも近づいていくんじゃないでしょうかね。つまり、学生もちゃんとしたスキルを持っている学生はどんどん就職できるけど、ただただ大学に居ただけって学生はそれに見合った就職先になるという感じですね。
残酷なようだけどある意味健全です。ただ、今のような大学に入るのが目的になっていたら、きびしいでしょうね。きっと、改革が率先して進めていった、就職に強いスキルとかを学べる大学に人が流れていくんじゃないでしょうか。今は少子化なので、大学自体は入りやすくなるとしても、大学自体がそのステータスを保つ為に簡単には卒業できない、という感じになる気がします。
なんというか、つくづく日本は将来の国の仕組み作りに失敗したんじゃないかって思っちゃいますね。
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