非難の傾向

最近食傷気味って感じはする。じゃあ、明るい未来はって言うと・・。

こんばんは、アリロボスです。12月も1週間経ちましたが、なんか忙しいです。私自身は計画を持って仕事をして、余裕を持ってやっているんですがね。どうも、ちょっと前倒しで進めると、その分仕事が入ってくるような感じがしなくもなくない・・。それなんだったら程ほどにって考えが浮かんでくるんですが、歪ですなぁw。

最近のTV番組で「日本すごい!!」的なものが多かったりしますね。逆にネット記事なんかだと「日本オワコン」的な記事も多く見られます。たしかに色々思うところもあるけど、どんな時代も不満はあるんだろうなぁとは思います。どちらの内容もエッジを効かせているのは、それだけ景気が悪いせいのかなって思うのが実際の所じゃあないでしょうか?

TV番組で言うと、お金の掛かるものは減ったなぁって気がします。ロケ的なものが多いのは、それだけ費用が掛からないんでしょう。もちろん、見る人も少なくなったのもすごく関係しているとは思いますけど、だんだんお金の掛かるものが少なくなっている気がしますよね。

動物番組とか、昔は現地へ長期取材なんてものが普通だった感じですが、NHKくらいになってますしね。やっぱりNHK視聴料はデカいんでしょうねw。民法の動物番組とか見ると、海外ロケとかはほとんどなく、他の海外局から購入した映像だったり、身近なペットものばかりですからね。お金の掛かるものって目線で見ると、その変わり方が良く分かります。

でも、「日本スゴイ」的な番組は、別にもう悪くないのかなって正直思ったりします。海外の方はもっともっと自国をアピールしますからね。日本人は相対的にはまだまだ遠慮しているんじゃないでしょうか?ただ、その情報発信が内向きで、もっと海外にアピールしたらいいんじゃないですかね?内輪ですごいすごいってだけじゃなくて、外に対してはどう見せているのか?ってのはちょっと気になります。

じゃあ、「日本オワコン」だなんてネット記事はどうかっていうとですね。こちらも、もともとどんな時代にも不満はあるんだと思います。そして、やはりこちらもこの景気の悪さが拍車を掛けているのではと思います。景気が悪いって言うのは、一般の私らの方に落ちてこないって意味の話で、企業業績だったり、株価が好調だったりするのとはまた別の話ですね。

この陰鬱な、先々の希望の無さもネタに含めたこれらはなかなか強烈です。日本社会は、村八分とか出る杭は打たれるというか、正面切っての批判が得意じゃない気質なんでしょうが、こういった暗い感じを伴うとものすごく陰湿な感じだったり、不毛さを感じてしまいます。なんとなく覚えがありませんか?記者会見でも国会中継でも良いですが、異常なまでに執拗な感じを山盛りにして、逆に非難を受けるべき人たちの方が気の毒に見えてしまう感じです。自粛警察とかもある意味で、正直な意見なわけですが、あそこまで突出しちゃうと、逆に注意している方が異常に見えてしまうし、この言葉もそれを揶揄したものなんでしょ。

高齢層と若年層の対比とかは逆にいつの時代でもあるものなんでしょうね。これはその時代時代の心の余裕というか、みんなの成熟度も左右している気がしますが、やっぱりここでも景気が悪いと、なんかイヤな感じになってしまいます。そのそもこの対比って、私が子供の時期だって、高齢者は若い人たちに、そして、若い人たちは高齢者たちに文句を言ってたじゃんって思います。

ただ、SNSだったりのネット環境とかで、今まで見ないで済んでいたところもまで目に触れることなったのは、よりそのパワーが強烈になったきっかけのような気はします。これって、ある意味では、こういった状況をメディアで見せられる側としては不幸なわけです。でも、一方でそれまで浮き彫りにならなかった当事者たちの不幸が、普通に世間に見られる場合も出てきた訳で、良いも悪いも両面あるんでしょう。

私の感想としては、こういったものに当事者たちでも無いのであれば、関わりたく無いですし、情報として来るのであれば自分の良心のものさしで、自分はどう思うかって感想を持てばいいだけなんでしょうけどね。でも、場合によって、どちらかに属さないと行けないなんて境遇に巻き込まれたら、面倒くさいなぁって思うでしょ。

こう考えると、悪いイメージを持つものばかりを見ているのは、良くないのかなって真面目に思うんですよね。良いニュースと悪いニュースで考えると、悪いニュースのパワーが強すぎる気がします。そう考えると、「日本スゴイ」的なものだったり、希望が(無くても)あるような感じの前向きの情報だったりをどんどん発信するのは悪いことじゃないとも思ったりもするんです。ま、それが行き過ぎて裸の王様みたいのも困りますがね。