今年度おしまい

なんとか終わった・・・、慣れてきたのかなぁ。

こんばんは、アリロボスです。今年度も仕事納めなんですが、何かフツーですね。土日が終われば次が始まる。もうちょっと、昔は感慨深いものがあったんですが、もう年ですなー。あっはっは、さぁ、ビール飲もうw。

私はサラリーマンなんですけど、エンジニア職なんですよね。さらに、大企業ってわけでも無いので、いろいろな仕事をやってきましたし、その内容も定まっておりません。今の部署は割かしおだやかだと思いますが、それまではほとんど初めての仕事ばかりだった気がします。若い頃は、ほとんど肉体労働のような業務をしてましたよ。また、部署が製造じゃなくて、技術部門で、且つ、試作ゆえの小規模から、アナログな部分があるんですよ。つまり自動化されてないわけです。

ずいぶんと酷い労働だったと思います。今、考えるとかなりヤバいんですけど、その時間の全部がほとんど肉体労働なわけですから、普通の肉体労働業務より悪辣だったかもしれませんね。修行みたいな感じに当時は思ってましたが、やっぱり時代遅れだったと思います。

新人時代の肉体労働が終わると、今度は頭脳労働です。といって、より現場に近い感じですね。設計したものがラインに流れるわけですから、やりがいはあるって思います。だけどねぇ・・。そりゃ、上手く行ってる部分を切り抜いた話なんですよ。

上手くできるまで、ひたすらトライアンドエラー、助言もくそもあったもんじゃない。全て自分でなんとかしないと行けない訳です。ちなみに、ここで一回体壊してますからね。会社自体を完全に信用しなくなったのはこのころです。会社の業務で教わるスキルを上手く使おうって意識を持つようになったのはこの頃ですよ。

ハッキリ言えば、いまここに無事にいるのも運だと思います。開発・設計・設備工事・品質管理などなど小さい企業だからこそ多様な業務に携われたし、それが力になったとは思いますが、続けれたのはやっぱり運ですよ。脱落した人もいますからね。はっきり言って、会社にそれで恩義感じるほど世の中は甘く無いのです。

特に反面教師で思ったのは、上の世代が良く言う「自分の若い頃は」って言う感じは特に気分が悪いですね。それって、自分の世代で何も改善できなかったから、今の世代も同じ大変さを味わせているわけですよね。大変さを味合わせるなら、自分も含めて、部下に味合わせるべきで、これまでの仕事は何かしら改善によってやりやすくなってないとおかしいはずです。

そういったレールを敷いていないのに、部下や後輩にやたらと試す人がいますが、そこがもう、ちょっとずれていると思います。ほとんどの場合、試す当人は仕事をしていると思っているかもしれませんが、「お前はじゃあ、何やんだ」って思われてますよ。薄っぺらいのはすぐにばれるんです。

最近は人手不足ってよく聞きます。悲しいかな、私の勤める会社でも自分の所属する部署では無いですが、人がやめていく話を聞いたりしますね。パターンは2つで、すぐに見切りをつけてやめてしまうタイプ。これは別に会社としても特に貢献した人では無いので、採用した直属の上司は悲惨かもしれませんけど、端から見たらとくに何にも感じません。

ざわつくのは、いかにもできる方がやめていく場合です。同じく見切りをつけたわけですけど、その人が抜けたことで明らかにパワーダウンです。回りまわって、自分が所属する部署に影響だってあるでしょう。これ当人も大変なんですが、周りも動揺するんですよね。なにより、その方が所属している部署の上司に対して、「お前、何やってんだよ」って言う感情がヒタヒタしているわけです。

梯子を外した当人が冷血漢なら何も感じませんが、周りはそう切り替えできるわけもありません。必然とそういった面倒ごとを掛けたやつとは距離が出来始めるので、結果マイナスになるんですよね。

結局は自分を大事にする他ないと考えます。私もだれかに迷惑をかけているかもしれませんし、できれば助けが欲しい人を助けてあげたい。でも、バカなままでも居られないです。さびしい世の中になりましたが、やっぱりギブアンドテイクで、なにか見返り(お金だかじゃないですよ。)が無ければ、人は動かないもんですよ。希望って大事です。