モヤっとした対立

なんか、こんな対立感も飽き飽きだ・・。最後の限界まで、きっと引っ張るんだろうなー。

こんばんは、アリロボスです。今日は暑かった・・。ほとんど初夏のようですね。寒い季節より、暑い方が得意ですが、こうも気温の上げ下げがあると本当に疲れますね。

最近のニュースで、収入が多ければ70歳過ぎても厚生年金払い続けるだとかの検討を厚生労働省が始めたとかありました。きっと、年金受給年齢もどんどん上がって行くんでしょうね。

こうなる原因は、人口減少なわけですが、あまり声高には報道では言いませんよね。議論になるところはあるわけですけど、一般のニュース番組とかは先々が暗くなるようなニュースはあまりしない気がします。

これの解決は相当な難度だと思います。例えば、社会保障で年金や医療費への比率が大きいと思いますし、人間も生物なので基本的にその恩恵は高齢者に当てられる割合が多いと思います。これをズバッと若い人、というより子供の養育や出生支援へシフトしたとしても、すぐに結果はきっと出無いんですよね。

投資の世界でよく言いますが、資産を2倍にするより半分に減った資産を元に戻す方がよっぽど大変だと言われますが、あれと同じです。投資の場合は、同じ期間と効果を出しても、元となる資金が小さいためなんですが、人口減少の問題はもっと複雑なんでしょうね。数以外にも要因がいっぱいありそう。

単純に新しく生まれてくる命が、生産年齢になるまでに20年以上掛かるわけで、その間も年金世代の負担は増えて行くでしょうし、それに加えて新しい世代が活力を持つように養うことを期待するわけでしょ?これって単純に現役世代はきびしいでしょう。今現在でも、子供の出生率が減っているのは、余裕が無いとかもあるし、将来の見通しが暗いからですからね。不安があればだれでも安全路線を進みます。それがよけいに厳しくなることを言っている訳だから、かなり無理筋です。

しかし、そんな背景があって、さらにそれを煽るというか嘆きというか、そうゆうSNSやらネット記事にもなんか飽き飽きしてきました。今まで書いた文章も、聞く立ち位置によっては、文句とか非難にも聞こえるかもしれないですしね。実際、それを自分もよく目にしてるわけですからw。

例えば、若い年齢層だと、今のこの現状を作ったのは別に自分たちで無いのに、年金世代を支えていかなくちゃならんのだ的なコメントをしますよね。逆に高齢層だと、今の若い世代には覇気が無いだとか、自分たちが高度経済成長を成し遂げたおかげだ的なコメントもあったり・・。

世代間の文句なんて、どの時代だってあるわけです。若い世代は高齢世代をやっかむし、高齢世代は若い世代を見下すわけです。これに解決策なんてきっと無いでしょう。今の日本がもっと明るい未来を指し示していたとしても、やっぱり若い世代と高齢世代は文句言っていると思いますよ。

ただ、今の状態がきついなって思うのが、その閉塞感です。どうみたって年功序列だとか終身雇用だとかはもう厳しいのは分かっているのになかなか変えようとはせず、女性活用とか何とか言いつつ外国人労働者拡充とかで現状維持を引き延ばしたい感じが伺えます。

一人一人がそれを分かっているけど、どうにも変わらない。変わりたくない人もいるだろうし、変わるためにはさらに厳しい現実を受け入れないといけないってことでしょうか?それとも、伝統的な日本人の気風みたいなもの?

なんかやっぱり本当に行くとこまで行かないとだめなんでしょうかね。幕末よろしくじゃ無いんだから、ギリギリまで行かないと日本人はダメとかあれでしょうか?そもそも今回もギリギリで上手く挽回できるとも限らないし・・。

しかし、これから自分に出来ることと言えば、何なんでしょうね。投資を始めたり、身軽にしておこうとしたりしているのも、このあたりをけっこう意識しているつもりなんですけど・・。それが上手く行くかはどうか分からないし、正解かどうかも分からないけど、まず自分に余裕が無いと何とかすることもできないですしね。