日本を不安にさせるニュース

決めきれない、オブラートに包む、当たり障りの無い、閉塞感が蔓延する昨今では延命処置に聞こえてしまう気もする。

こんばんは、アリロボスです。急に冷えてきましたが、今住んでいる部屋はけっこう熱が籠るので、まだまだ薄着で居られます。真夏は、エアコンしないとヤバいくらいなんですが、このくらいの時期はちょうどいいかも・・。ま、秋は短いですけど。冬は割かしお得なのかな?

例の学術会問題で、さっそく野党が内閣を責め立ててます。学問は政治などには干渉されない精神は分かりますし、前政権と同じように説明が無いで実行に移すところも良いとは思いません。しかし、今の日本の閉塞感のせいなのか、どちらかと言うと内閣側の言い分が正しいような気もします。ま、野党のイメージ(いつも不平不満ばかり)もあると思いますが・・。

私のかんぐりなんですが、内閣側は「もう民間団体になったらいいんじゃないの?」って思いがあるような気がしますね。実際に諸外国のこういった団体は基本的に民間団体なわけですから・・。でも、本音でやめたいなんて言ったら、団体側からすれば、これからどうすればいいのかって思いもあるでしょう。

もっとも、内閣側を推すニュースとして、国防の技術開発については渋いくせに、中国の千人計画とかには肩を持っているんじゃ無いかとか、半分は事務費とかに使われているとか、そういった援護射撃も、最近はなんか根が暗い攻撃だなぁって思ったりもします。最近は右も左も同じことしますからね。

私としては、もっとぶっちゃてものを申せばいいと思いますけどね。そりゃー、それらにかかわる人達からはバッシングくらうでしょうけど。なんでもかんでもやるのはもう無理ってところまで日本は来ているような気がします。政府として諸外国事情や自国事情にかんがみて、民間に出せる所はどんどん出して行くって言えばいいんじゃないでしょうか?

逆に、民間に出されて困るって言う団体だったら、「こうだから困る!!」って普通に言えばいいと思います。例えば、お金です。国から予算を貰っていたから、いままで自分たちで稼ぐ機能を持っていないって言えば良いのでは?そこで「なんだ情けない」じゃなくて、そりゃー予算がおりて来たわけだから、そんなノウハウ持ってないよねって思うのが、普通じゃ無いでしょうか?

今の日本は、マスコミやネット界隈でも、やたらと批判がはびこってます。でも、これってどんなご時世でも普通にあったことだと思います。もし、日本がもっと好景気だったとしても、やっぱり色々な非難や不満はあると思いますよ。

しかし、日本に多く見られる、とかくエッジの効いた発言を言わないで、ほわっとした立ち回りを好むことに対しては、この不平や不満を言う勢力にとっては大好物な気がするんですよね。今回の学術会問題だって、なんで任命しなかったかと理由をはっきり言えば良いわけだし、団体側だって民間団体になりたいかどうかって普通に聞けば良いです。

もちろん、双方が腹を割ってぶっちゃけると、もう無茶苦茶な感じになるかもしれません。ただ、そこからスタートしないと次のアクションって出ない気もしますね。マイナンバーと戸籍制度や、サインとハンコとかももっと噛み砕いて、意見をぶつけあって欲しいって思います。否定や不満じゃ無く、正味の思いを知りたいですよね。