分断化の先駆けの予感がしないでもない。でも、既得側の頑強さは計り知れないとも思う。
こんばんは、アリロボスです。もうすぐお盆休みですね。最近は仕事のストレスがちょっとあるのでじっくり静養したいと思います。連休明けに体がなまりになまってしまって、しんどい光景が今からでも目に浮かびますが、いやぁ、絶対ゴロゴロするね、やっぱ。
私は特に支持政党って無くて、その時その時で判断します。無党派層ってやつです。世間の色々な意見を聞くと、今の与党の他に支持する先が無いって言うのも分かりますし、逆にちょっと傲慢になりぎて鼻持ちならないって意見にもなんとなく分かります。ただ、政治に参加するってそうゆうことなんだろうなって言うのが私の意見です。それが気にくわなければ投票しなければいいってことで。
ひさしぶりに政治の案件で、「おっ」と思ったのが、今回の参院選でみた「れいわ」や「N国」の台頭です。これっておもしろいなって感じます。というか、世間に対しての不満はみんなが持っていますよね?そのはけ口を、SNSなどネットに特化させて対応したことによって、政治参加のなんとなくの取っつきにくさについて、少し風向きが変わった気がします。
今はネットで選挙活動はフリーになってますので、各政党もそれなりにネットを使ったアピールはしてます。しかし、今回の選挙活動でYoutbeの再生回数を各党で比較すると圧倒的な差異があったりするんですよね。既存の野党とか公明党とか、自民党や「れいわ」などの差はすごいですよ。圧倒的です。つまり、それを上手く活用して結果を出したのが「れいわ」や「N国」なんでしょうね。
ただ、与党の自民党もけっこうな動画再生率になってたります。これはやっぱりネットのパワーというのをすでに実感しているってことでしょうかね。トランプ大統領とかの影響もあったりしてw。だって、このネットやSNSを使った選挙のパワーは米国大統領選の時にみんな実感でしょうしね。ちなみにネットを使った選挙投票とかは、この結果を見る限りだと効果が強すぎて、そんな未来はずっと先なのかなって思っちゃいます。マイナンバーとか使えばいいのに・・。
でも、このネットの効果とは別に「れいわ」や「N国」などは若者から高齢者、非正規から正規、格差への不満などの反発の第一歩のような気がします。年金問題とかも若者からしたら、払わないだけマイナスにならない分、正直な気持ちじゃないでそうか?
日本の年金制度は割賦制度なので、現役世代がリタイア世代を養う形であり、会社員ともなれば給料をもらう時には自然と高齢者への年金を払ってしまっていますからね。なかなか俺は払いたくねぇといっても難しいです。
今の日本は働き方改革だとか、色々やってますが、この世代間や性別、雇用体系の違いなどの格差をメスが入るかどうかってことだけど、ここを改善するのが難しいでしょう。通常のやり方じゃ既存の勢力と渡り合うのは難しいから、今回の「れいわ」や「N国」のようにSNSなどネットのパワーを上手く使ったって印象なんですね。
でも、今後は既得権益もこれをボーと見ているとは思いません。人間は得をする感情に対して、損する方の感情の方がずっと強いって言われますが、これと同じで既得権益がそのまま奪われるのを胡坐欠いて待つとは思えないんですよね。向こうもネットを使うならこっちも使うって感じになるんじゃないですか?
自分のことは自分でなんとかするしかないって若者はすでに考えていると思います。それは世間が期待が出来ないってことなんでしょうけど、既得権益からすれば、人々が既存のレールから外れていくことをそのまま見ている訳ないので、この問題が進めば進むほどえげつない対策をうってくるようになるかもしれませんね。
いや、そんなことはない!ってことになって欲しいけど、自分にまで事が及ぶと人間は分からないものって感じがするんですよ。どうなんでしょうかね?
最近のコメント