消費税対策について

いや、確定申告でいいでないの?マイナンバーもっといかせばいいじゃん。

こんばんは、アリロボスです。12月が近づいてきました。そろそろ冬タイヤも考えないと・・。雪国と違ってめったに降らないんですが、勤め先が山沿いなんで凍結とか怖いんですな。ちなみに雪がふったら、私自身は問題無いですが、周りがノーマルタイヤの人が多いのでノロノロ運転状態で大抵遅刻しますよ。なんだかなー。

消費増税対策について、いろいろな項目の骨格が決まったそうです。私自身は消費税のダメージは結構あると思っていて、まずいことになるんじゃないかなーって思ってます。だって、普通に買い控えるでしょ?どういった理屈で8%に上がった時より、ダメージが少ないって思えるんでしょうか?それが、この消費増税対策の各項目で大丈夫ってとても思えないんですけど?

例えばキャッシュレス決済時のポイント制度ですが、今現在の日本のポイント制度自体がまとまりが無いのに、さらにポイントってどうゆうことでしょう。それと今の現金主義が多い日本人に一気に浸透させる手立てがあるんでしょうか?スマホ決済とかやってる人だけが恩恵受けても仕様が無い話なので、今までキャッシュレス決済に全く馴染みのなかった人たちにも使用してもらわなければなりません。そこをどうするんでしょうか?

マイナンバーカードなどみんなが持っているものを使うなど手もあるかもしれませんが、肝心のお店や企業の対応について全然そちらの準備が追い付いていないような気がします。そもそもマイナンバーカードを普通のお店で使うくらいお気軽なものにしてしまったら危なくて仕様がないですし、将来マイナンバーカードを使った仕組み自体のセキュリティもあぶなくなりそうなので無いとは思いますがね・・。みんなが持っているカードなんて、難しいですよね。Suica?違うよなぁw。アメリカとかの個人Noのカードは絶対持ち歩かないって聞くし・・、どうなるんでしょうね。

あと、もはやこういった時には恒例となりましたプレミアム商品券(出た)w。いやー、何度繰り返すんでしょうか。使いづらそうですねぇ。今回は一律じゃ無いみたいですし・・。軽減税率とかも消費税の話に必ずセットで出てきましたが、軽減税率やって色々民間に準備させて苦労させるより、確定申告でやった方がよっぽど効果的だと思うんですけどね。

軽減税率だと、どこどこの業界は掛ける・掛けないで選挙対策とかに有効なんでしょうか。たしかに選挙とかには使えそうですけど、一般人にとってはめんどうくさいシステムとしか思えないです。買う側、売る側になってもめんどうくさい。

確定申告であれば、所得がはっきりするし、控除についても色々あります。そこに今回の消費増税対策分の控除を追加すればいいんじゃないかと思うんですけどね。これって、私は会社員として年末調整がありますが、個人投資家としてはその源泉徴収票を使って、外国税控除とか寄付控除につかったりしていますので、もう慣れちゃってるからの意見なんでしょうか。住基カード(電子証明書を付与)を使ってネットで確定申告できるようになって、それからずっとそうしているのであんまり抵抗が無いんですよね。小指数はの意見かもしれませんね。

日本人は会社員が多くて、そのほとんどは会社の年末調整で処理してしまうのがほとんどだと思います。そりゃ、相続だとか重要なことがあればそんなわけにはいかないのだけど、大抵は会社がやってくれるって感じですよね。私も株を始めるまで、と言うか、ふるさと納税や外国株を始めてから自分でも確定申告をやっているので、それ以前は確かに会社におまかせって感じでした。アメリカとかは確定申告って完全に個人がやるものになっているみたいですね。如何に確定申告で控除をもぎ取るかみたいな感じで、経理や税理士などの職業もすごく民間に近い感じがします。

消費税でただでさえ、みんなが消費を控えるようになると思いますが、それに加えて、ポイントやら軽減税率やら民間側に負担を強いるようなシステムが来るわけです。どうやって浸透させるんでしょうかね。私の予想は、制度だけぶん投げてほっとくだと思いますけどw。使える人だけが得すると思いますよ。