もう日本的なところを残しつつは一度は無理なんじゃ無いかと思ったり・・
こんばんは、アリロボスです。リモートワークとか、皆さんの浸透しているでしょうか?私の職場もヘッドセット使って会議とかやってますが、色々立て込んだ話になると結局直に集まったりする方がよく見られます。リモートの場合は、これまでの対面会議とは違うコツが必要になってくるので、より人の力量感に差が出るような気がしますね。
最近、チラッと週休三日制の話が出てきますよね。世間の反応としては単なる賃金減らしだとか言う意見もありますし、提案している方もあくまで選択制で、さらに副業など行いつつ賃金UPと言う意味なんで世間との受け取り方のギャップが激しい気がします。
実際のところ労働者側から見ると、そんな甘い物じゃ無いって感じるとます。なぜなら、副業を認めている企業が圧倒的に少ないですしね。また、ネットでどんどん率先すれば良いって言う方々の声は最もだけど、それは弱肉強食論上等で、既にそれをやっていける方々の論理なのでね。政府が率先するのは、副業しやすい環境の法整備の方が先な気がします。
同一賃金同一労働、副業などの働き方改革ですが、環境整備を資本主義の流れのままに放置したら、当然の方向へ進みます。経済の発展に伴って皆が全て恩恵を受けると言うわけで無く、富める者はますます富んで、貧しい者はどんどん貧しくなるわけです。
それは無慈悲と言うより、人々が世の中のルールを精一杯使った場合の残酷な結果と言うように思えます。例えば、同一労働同一賃金で同じ職種、業務内容で格差がある場合には、普通の経済論理で言えば給与が下の方に合わされることになります。なぜなら上に合わせるのは資金的にも限界があるわけですからね。上に合わせるなら、人減らしだってリアルにあるでしょうから。
それを防ぐためには、より経済弱者に負担を掛けないような法整備が必要なんですが、どうも日本のこう言った施策にはまず「みんなでやっていこう」って思いだけが先行して、それを推し進めていく場合に出てくる弊害は見ないようにする、もしくは後回しでなんとかなるって感じなんです。
欧米の有給取得率がほぼ100%なのに、日本の場合は50%程度とかが良い例です。だったら、有給できなかったらその分はサラリーで還元とかには不思議と無いんですよね。それなら余分に支払うだけなのでちゃんと取得させるでしょう。残業を減らすって話も同様で、減らしなさいよって話で無く、罰則やら残業による割増率を欧米並みに上げる方が効果があると思います。
しかし、それをさせないように上手く雰囲気で押し殺しているのが日本独特の風潮もあると思います。個人の成果主義というか、自分の分担だけやればそれでお仕舞いっていう風な労働環境にはさせていないんです。これ年功序列とかの問題よりもかなり解決難しいって思います。なぜなら、どうでしょうか?自分の分だけやってお仕舞いみたいな働き方をしたら、周りからハブられたりとか危惧しませんか?この村八分的というか、同調意識はかなり改善が難しいと思います。
働き方改革、聞こえは本当に良いんですが、実際はもうみんな気づいているのかもしれませんね。「自分でなんとかしろ」です。せめて、これからの世代の負担を軽減すれば良いのでしょうが、いつの間にやら日本は重税国家になってしまってますからね。私自身も投資を始めてから10年くらいになってきましたが、それも結局「自分でなんとかせねば」っていう思いがあったからなんですよね。
日本人の国民性は、私自身素晴らしいと思ってますが、この変わらないといけない時期においても、まだモタモタしている感じが国民性なんでしょう。もうかなりヤバイゾーンだと思いますが、まさに幕末みたいなヤバイところまで行かないと無理だとしたら、ちょっと怖いですね。
最近のコメント