SNSの使い方

色々な人が色々な用途で使っている。一つ一つに拘り過ぎるなとも思います。

こんにちは、アリロボスです。夏バテ継続中・・、お腹がちょっと痛いかも。

私は趣味に近い感じでブログを始めていますが、昨今のSNSのあり様は面白いですね。兎角、ネットニュースなどは誰かのツイッターやインスタグラムに対して炎上していることを取り上げたりしてますが、それに同意する方もいれば、ほっとけばと言う感じな方もおり、様々なリアクションがあります。もちろん、以前にあったSNSから派生した殺人事件みたいなことにまでなってしまうことは論外なわけですが、私が気になるのはSNSについて、人それぞれが持つ熱量の違いです。

私の場合は、SNSなどの情報は、投資情報の足しだったり、色んな情報のきっかけが早く抑えるのにけっこう有効なツールだと思っております。そのために、基本的に自分が注目している人と、それにアンチな人の情報も併せて見る感じです。これは自分がその考えに前のめりになっているを防ぐ為にわざわざやっている訳ですが、単純に色々な意見が分かるという事自体がいいことだと思っていますし、そういった多種多様な考えが世の中にはあるというのが、自分の心の中の根底にあるためだとも思っています。

SNSの発信者の方も色々です。そして、色々な形があっていいと思いますし、それが健全です。でも、それが色々な炎上だとか対立にも影響していると思います。ベースが色々なので、それぞれ背負っているコンセプトというか人生感もいろいろ、そして、SNSに挙げる目的も色々だからまとまるわけはないですね。

起業している方の狙いも、自身の認知度を上げて、事業内容を宣伝につなげるって方もいるでしょうし、その業界を盛り上げる形で率先して意見を出していくって方もいると思います。なんだかんだ言ってもSNSをしているのと、いないのとでは、その認知のされ方は雲泥の差があります。もともと、起業で成功している方がさらに自分に有利な情報を拡販するためにはこれほど役に立つツールは他にないと思います。たとえば、その発言が炎上につながったとしてもある意味では宣伝効果としてはプラスかもしれませんね。

また、これから行う自分の行いの影響度を試したり、事前にジャブを撃っておくような使い方をする人もいます。アメリカの大統領なんか典型的に思えます。よくよく考えると、あのツイッターでの公式なのか非公式なのかよくわからない発言は、はっきり責任を明確にせず(実際には記録は残るんですが、いけしゃあしゃあとそんなことは言ってないと言えばそれでおしまい。)、影響力を行使できるツールは有意義かと思います。個人投資家の私としては、彼の発言で為替がころころ変わるので正直めんどくさいと思いますが・・。

でもほとんどの場合が、同じ考えだったり、似た環境の元で色々コメントしあったりするのがほとんどじゃないでしょうか?例えば趣味だったり、好きな芸能人だったりもそうですし、学校や職場などもそう。これはLINEのようなグループ限定に出来るものもありますが、完全にフルオープンかどうかは使っているツールで色々でしょう。そういった同じ目的のグループの中にだって違う考えの方もいるのが世の常です。意識的にそのグループ以外のつながりをシャットダウンしない限りは、ほかの人も見れてしまうのがそもそも軋轢を生むんでしょうね。

あと、単純にSNSが趣味の方だっています。これは、荒らしとかそういった困った方だけじゃなくて、趣味的に色々な人と関わったり、意見を交換したりする人もいるわけです。それが新しい考えだったたり、出会いだったり、色々なきっかけになる人もいると思います。

これが元でいろいろなことで炎上だったりが起きるわけなんですが、こういったことが起きる原因の一つとして、私はそもそも送り手と受け手で、熱量が違うことも影響があると思います。極端な例ですが、宣伝を狙ってその場で発言しておきたいって方と、その問題についてあーだこーだと議論していきたい方、ただただ面白い感じになれば良い方と、それこそ無差別級並みに色々な方が意見をいっているのでぶつかるのも仕方ないわけです。

だから、基本自分の考えが一番大事だとして、人の意見はそこそこにしておけばよいって言うのが私の考えなんですが、そのSNSに取り組む方の都合(目的や環境、姿勢)によっては、主導権を取りたいとか、相手を論破したいとか色々な思惑がでてしまいます。でも、そもそも対面で話しているわけではないですから、揉めても終わりはないですよね。

また、最近の兆候は、そのSNSの秘匿性自体が崩れ出している感じがあります。要は自分の正体が完璧に隠すことは無理になってきているってこと。特に不適切な発言だったり、妨害しているような明らかに非があるような人はどんどん明るみになっていくような気がします。理由は、最近あった殺人事件のように、そのSNSを提供している会社自体がその責任を回避するためにはそういった動きになるように思うからです。単純なことですが、ネットにおいても普通の人間同士がしゃべっているように、節度やマナーが最低限必要になってくるんでしょう。そして、それにあぶれた方は干されていくんでしょうね。