タバコ銘柄

よくよく考えると、なんでか買ってない。どうなんだろう・・。

こんばんは、アリロボスです。お酒を控えようと頑張ってますが、なかなか頑張り切れないです。でも、めっきりお酒に弱くなったとは思いますね。年相応ってのは大事かもです。

ディフェンシブ銘柄についてです。私も米国株をやっている訳ですが、ディフェンシブ銘柄主体とかグロース銘柄主体とか取り立てて購入するもののタイプを決めている訳ではありません。もちろん、グロース株のリスクも分かった上で購入しているわけですが、どちらかというとディフェンシブとかグロースとかより、その株を調べて好きになったら買うって傾向はあると思います。財務諸表をチェックしたり、キャッシュフロー・マージンやEPS増加率などなど一応購入する際にフィルターを掛けてはいますが、だいたい人気の銘柄ってその当たりをクリアしていますしね。

保有しているディフェンシブ銘柄も、だいたい人気のあるディフェンシブ銘柄だと思います。VZ、PG、JNJ、KOなどなどで、ディフェンシブ主体の個人投資家のブログとかを読ませてもらうと、大抵何かは含まれている感じです。2018年明け早々のディフェンシブ銘柄は軒並みグッと下がってしまっていましたが、最近は持ち直してきましたね。もっとも長期的には配当をどんどん出してくれるので、グロース株のようなキャピタルゲインの部分を過度に気にしなくても良いので、ほっといても良い安心な銘柄とも言えます。私のようなグロースもかじっている場合は、やっぱり値下がりリスクは、どこかでぶつかるわけなので、ディフェンシブ銘柄の存在は大事なのです。なるべくどちらか一方に偏らないように注意してます。

そんな中でインカムゲイン狙い、ディフェンシブ銘柄として、ある銘柄だけは私は購入していません。タバコ銘柄です。理由を色々考えていたんですが、いまいちわからないのです。もともと私も喫煙者だったので(禁煙して7~8年?)、別段タバコ自体に嫌悪感はありません。非喫煙者と喫煙者との軋轢も、まぁ、分かりますね。究極的には個人の自由なんですが、その影響が非喫煙者側にも完璧に影響を与えないって実は難しいので、これからもゴタゴタあるんじゃないですか?副流煙などの健康被害だけじゃなく、会社の中でのたばこ休憩の位置づけとか、よく考えると色々あるんです。私は喫煙者を否定はしないので、がんばって戦ってくださいとしか言えないです。もう、他人事ですよw。

タバコ銘柄の強さはその潤沢なキャッシュフローです。得た利益を他の業種のように設備投資などに沢山回す必要も無いですしね。ただ、当然社会というか世間からの圧力もあったりするわけで、世界中でさまざまな訴訟にあったり、税金も一杯取られたりしています。それにも負けずにキャッシュをたたき出していることからも底強さが伺えます。

タバコの健康被害によって国民の寿命の低下は、国としては確かに留意すべきことかもしれませんが、まぁ、その一方でタバコ産業の税金もけっこう大事って考えてる気もしますけどw。先進国ではどんどん喫煙率が下がっているのは、増税などの対策の影響もあるでしょうが、国としても、健康被害によって国力低下に直結するので思惑があるような気がします。また、国によっては、タバコの健康被害の部分と宗教的な部分との軋轢も関係しているかも。無煙タバコとか電子タバコとか次の一手を各メーカーは出してますが、なんだかんだで狙われてますしね。

しかし、先進国の喫煙率は低くなってますが、アジアやアフリカなどの発展途上国はまだまだ喫煙率が高いです。私の新興国銘柄で好きなインドネシアだと70%ぐらい(男性のもの、2016年)だったりしますし・・。国ごとに男性と女性で喫煙率が総じて高い場合と、男性だけ高いと色々違いがあって、よく考えると面白いかもです。タバコ銘柄に話を戻すと、新興国からの今後は利益を得ていくんでしょうね。それまでは電子タバコや加熱式など色々手を売っていくんでしょう。

やっぱり人間の嗜好品ってしぶといんですよね。お酒と同様にそう簡単には無くならないわけです。じゃー、どうして私はタバコ産業の株に手を出さないかって言うと、分からないんですよね。一度、禁煙した身なので律儀に何か心の中でセーブしているんでしょうか?ディフェンシブ銘柄を購入する時に、調べてない訳じゃないんですよ。MOとかすごい良いなって思います。

どこかでやっぱりタバコ銘柄を買うようになるかもしれません。ただ、その時のその銘柄が好きって言うのが、いったいどうゆう理由になるのか・・。自分でもちょっと気になります。