自分ファーストの世界

最近はやっぱりそんな感じですよね。

こんばんは、アリロボスです。最近のニュースはちょっとした失言を揚げ足捕るのばっかりですね。それが普通な感じになってしまっているし、確かに「それを言っちゃあいけない」ってワードは多いですけど、ぶっちゃけ見ている私としてはそんなの望んでいないって言うか、そのNGかどうかの判断を、まず自分にさせてって思うんだけども、ダメなのかなぁ・・。

最近はどうも息苦しい世の中になっているなって思います。色んな時事で目立つ方の感じから言ってもそうなんでしょうけど、ニュースを見ると自分を大事に、もしくは自分が好き好きな人が多いです。これってやっぱり世の中が閉塞感に満ちているからなんでしょうか?

アメリカのトランプ大統領とかは、自分の支持層と自分の気持ちに実に正直です。失言だって多いこと、でも、自分の思ったことをタブーとして発言しているのは、ある意味そんなことができない立ち位置に居る人にとっては小気味いいことかもしれませんね。

次の選挙の人気取りとかは、中国とのやり取りだとか、メキシコ国境の壁とかで意識しているのは予測できますけど、それぞれの問題の妥協点をどうしていくかでなんとなく今後が分かりそうな気がします。国の立ち位置としては、アメリカはここで中国をボコボコにしておかないとマズイって気持ちがあると思います。あれは覇権争いだって思うので、対する中国も時間稼ぎしている感じが見えてきます。西欧の民主主義には無い権限でAIなど技術を驀進中ですからね。強権政治と相性が良いのは確かかと。

メキシコの国境の壁も、インフラ需要と、自身の支持者の満足度を保つためにはいいって考えてるかもしれませんね。実際に移民自体がアメリカの力の源だと思うので、壁があろうがあんまり関係ない(多分壁があっても止められない)と思うのですがね。大統領支持者のブルーカラーの白人層が、移民と同じレベルの給与レベルで満足なら話は別だと思いますけど。それを飲まないでしょうから。

イギリスもどうでしょうね。もう、首相は八方塞がりな気がします。イギリスの立ち位置を欲しがっている国は結構あると思うので、なんとかなるなんて思わないのがいいと思います。かわいそうって思うのは高齢層と若年層で意見が分かれている点でしょうか。これはどちらの方向に行っても禍根を残しそう。

まぁ、他国のことを言っている場合じゃないのが日本なんでしょうね。韓国の事は、正直言って関係が良くなるなんて期待しないで、ドライに行けばいいと思います。隣国が仲良しの国なんて、実際ないですしね・・。与党の傲慢な感じも頂けないですが、野党に期待している点って正直分かっているのかなって思います。実際にどうしたいか、どうゆう世界を作りたいのかを対案を求めているのに・・。まぁ、マスコミの放送自体がニュースの切り貼りで視聴者受けしやすところだけ流している感じもあるので、野党の方々の意見がこの点を全く考えてないとは思いませんが、なんか気の毒な感じもしますけどね。

私たちの実際の私生活でも、やっぱり自分ファーストの世界が強くなっている気がします。昔はそうでもないよって言えたと思うけど、今はやっぱり違うと感じます。世の中の景気といいますが、余裕が無いとこうなるんでしょうね。

日本の場合は、個人主義というよりは群れの調和を大事にする感じがまだ強いので、この先の閉塞感はまだまだ強いと思います。今の段階で自分ファーストの方が、権力を握ってしまった組織は悲惨でしょう。悲しいかな、トップの自覚はまず無いので、自滅するか、引退してくれるまで待つしかないかもしれないですね。逆に咎めようものなら、自分の破滅なわけですから誰もそんなことはしないんです。

そういった閉塞感でもスニーカーは、上手くそれを利用して自身の地位を保とうとするので、よけい厄介でしょう。こちらの方々は、自覚のない自分ファーストと違って、意識している自分ファーストなので。ゴマすりでのし上がっていくような人は、ある意味で今の時世を的確に判断していると思いますよ。そして、心臓に毛が生えるくらいタフでもある。こういった方々は、自分の評価を自覚している場合がありますからね。逆に自覚してない方は、もう自然災害と同じでしょうw。

こういった環境にいる人は大変だと思います。だから私は、じゃあ、立ち上げれなんてとても言えないですね。立ち上がった方は勇気があるかもしれませんが、自分の立ち位置を考えて、保身を考えるだけの理由があるのなら(例えば、家族とかですよ。)、それは仕方がないことなのかもしれません。先が暗いのも事実ですけど、やるせないですね。

自分の正直なままで生きれたらいいんですけどねぇ。そんな簡単には行かないです。