人材教育

どうですか?これって人側の要求だけじゃダメじゃない?正直者がバカを見るじゃーなー・・。

こんばんは、アリロボスです。一週間終わりー。今週はけっこうトラブルもあったし、ちょっと疲れましたね。それはそうと、ボーイングの新型機の件、いろんなところで運用停止してますね。やっぱり飛行機ってインパクトがデカいんですね。自動車とか電車ではあんまり見かけない・・。これって酷い言い方かもしれないけど、事故があった時の一度に死ぬ人間の数とかは関係ないよね?無いよね?

だれだって常日頃に不満はあると思います。仕事もプライベートもです。そんな中で、今日は人材教育の話です。と、言っても教育の内容とかそんなちゃんとしたものではありませんよ。何が正解なんて分からないし、試行錯誤の連続でしょう。

ただ、どうも長年サラリーマンを続けていると、おかしいなって思うことはちょっとあります。何かって言うと、会社の人材教育の内容と、文字通りの仕事上で行う人材教育ってのになんか溝があるかんじなんです。

人材教育の話なんて、色々ありますよね。傾聴やら動機付けやらの基本的な人間関係の延長上から来るようなものもありますし、仕事で使うテクニック的なものですか?これは職種によって色々ですが、まさしく勤めている企業はどれも日々色々なことを考えてくれてるんじゃないでしょうか?その点に、私はなんの否定もありません。あと会社の規模とかそうゆう差にも、それは仕方ない話で、今ある状況でなんとかするしかない話です。

うーん、って思うのは、文字通りの今ある仕事の教育です。どの職場も多かれ少なかれルーティンワークってあるじゃないですか?また、複数の仕事を持つチームの動かし方とか、優先順位の決め方とかです。仮に優先順位を決めれるポジションがなくても、それを決めるまで持って行ったりとか、まぁ、何気に大抵いつかはでくわす基本的なことです。それ以外にも会社のルールとかで、決まっていることもありますよね。なんか、そうゆう基本的なところの教育ってなんかなおざりになっている気がするんですよね。当人がその立場まで来ないと教育されないって感じで。

そもそも基本的な教育がやれてないってことは論外です。人から人へのOJTも、マニュアルだって、まずは無いのはNGだし、あっても誰もがやれないなら意味無いですよね。ただ、ここまではどこでもちゃんとやれてると思うんです。でも、ある仕事とある仕事の集合体のような教育になると途端にちゃんとやれていない気がします。ワークフロー的なものと言いますかね。一つ一つの仕事が詳しくても、本来の仕事ってその一つ一つの集合体じゃないですか?それの流れが分かってるから、「あれ、これっておかしくない?」とか指摘も出てくるし、改善も生まれると思います。

英語だったり、プログラミングだったりの個々のスキルに直結する教育は、個人にとって間違いないですよね。それはそれでがんばればいいし、個人の評価へそのまま直結すると思います。会社が教育する人をピックアップして開く教育も必要でしょう。日本はディベートとかを学生時代にやるのはひと昔前じゃあまりないし、プレゼンだとか、ロジカルシンキングだとか、まぁ、ちょっと首をかしげる所もありますが、無いよりは全然いいと思います。

ただ、どうもそれらの教育を活かしきれていない感じがあります。それは、日々の仕事において、スポットスポットのスキルだけじゃない全体の流れも踏まえての教育が怠っている気がするんですね。それを最初からこなせる人は、すごい人で大抵は経験で身につけていくものなので、それを補助するようなワークフローだったりが助けになると思いますし、かの背中を見てって場面を作っていくのが大事なような気がします。

でも、最近はどうもへんがあんまり盛んじゃないなって気がします。この部分が強い会社って、きっと会社自体が強いし、活気もあるんじゃないかって勝手な思いがあります。そうなって行かないのは、人材を教育しても評価がしょぼいってことがあるような気がしてならないんですよね。例えば、何人もエースを育てたその上司が評価が上がるって、言えば普通に聞こえます。でも、どちらかというと、そのエースの方だけがどんどん評価をされていくような気がしせんか?

これって人材教育の評価だったり、仕事の効率をよくするためのシステム(これはプロジェクトとかじゃなくて、その部署の生産性とかの意味)をきちんと評価できていない、もしくは、どう評価したらいいか分からない感じがちょっとするんですね。

だから、優秀な人たちも人材教育とかじゃなく、自身の成果をまず優先します。こうなっちゃうのは当たり前です。だから、周りを強くして底上げするなんてことは考えすに、周りがヘボい報が、自身は評価が高くて目立つみたいな感じです。すごくドライな感じですね。

もちろん欧米のような個人主義の社会だったら、それも良いかと思います。その能力の差がそのまま評価に繋がりますから。でも、日本では完全に能力主義でも無いし、だんだん無くなって来たとは言え、年功序列や終身雇用みたいな部分もまだまだ残っています。そこがあまり人材教育の評価が上がらない理由の一つのような気がします。

でも、逆に考えると、チーム全体の能力を底上げすることが評価することが出来ないし、かと言って完全な個人の能力主義の評価にまでは吹っ切れることも無いって、なかなか悲しいものがあると思います。だからこそ、現場というかチーム全体の教育とかがあんまり芳しくないのかもしれませんね。理想はあっても現実に結び付いていないって感じがすごい強いです。