ゲームの本質

これはプラットフォーム戦争なのかな?でも、大事なのはそこでは無い。あとは・・。

こんばんは、アリロボスです。明日は祝日ですが、明後日は会社です。なんて、中途半端な・・w。土曜日と祝日に挟まれても国民の休日にはならないので、かなしいですね。でも、日本は祝日が多いって聞くし、めぐまれてる?

今日、ニュースでグーグルがゲーム業界に参入するニュースを聞きました。巷では、ゲーム業界の大革新だとか・・。詳しい内容は、いろんな記事やブログにあると思うので特に書きませんが、まずはゲーム機本体が要らないこと。クラウドベースでゲーム環境を提供するって感じでしょうかね。

もともとグーグルのアンドロイドもアップルのiPhoneもアプリのゲームは普通に浸透しているので、そことなんの違いがあるのかってことを最初に聞いたときは思いました。

話を聞いた感じだと、ターゲットは任天堂やソニー、X-BOXなどのコンシューマーなんでしょうね、これ。コンシューマーを持たずに、高品質なゲームを楽しめるってことらしいです。これってゲーム好きな私の印象だと、何が革新的なのかがよく分からないです。

ただ、グーグルがプラットフォームの提供として、幅を利かす可能性はあるのかなって思いました。ただ、まぁ、それだけですね。今のゲームっていうと、コンシューマーであるPlayStationやNINTENDO SWITCHとか、X-BOXとかはだれでも知ってます。私も、プレステやスイッチは持ってます。でも、最近はSTEAMを使ったPCゲームもかなり来ているし、ハードゲーマーにとってはハイスペックパソコンと通信環境を整えれば、PC版の方が良いのかもしれませんね。

グーグルのゲーム業界参入は、ゲーム機本体などをクラウド上にみんな引っ張り上げてしまうっていう考えですが、これは先々の5Gの世界にも合致するもんだと思います。きっとスマホだって、5Gなら記憶媒体とか演算部分もクラウド上に上げていくんでしょうね。

ソニーや任天堂がこの5Gの波に抗って、ゲーム機本体の販売の利益に拘り続けるなら、多分タダのゲームソフト会社になり下がるでしょうね。だから、いずれはプレステだろうと、スイッチだろうとオンラインへと進むんでしょう。ゲーム機本体の名前は変わるかもしれないし、グーグルのような環境は最初は用意できないかもしれません。

でも、グーグルがいくらゲーム環境としてハイスペックなものを整えても、それが主流になるかは、的がずれてるって思います。ユーザーにとっては、ただただ、どのゲーム面白いかとか、ライフスタイルにあっているかが重要だと思います。スイッチとかはプレステとは明らかに違いがありますが、どちらのコンシューマーが持っている雰囲気が違うのか、それぞれ受け入れられてますよね。

例えば、その資本力でいくらパワーゲーミングの環境が整っていても、同じくプラットフォーマー事業に乗り出したプレステやスイッチに対して、面白いソフトを提供しなければまず勝てないです。そもそもPCゲームの牙城であるので、X-BOXやSTEAMの方もそう簡単には引き下がらないと思います。それにパワーゲーミングなら、おそらく今はSTEAMなんでしょうし・・。

単純にプラットフォームを提供し、強力なゲーム環境を用意したって難しいと思います。今のゲーム業界は、昔に比べるとずいぶんコンシューマーありきの線引きが崩れてきました。どちらかというと、プレステやスイッチ、X-BOXなどそれぞれのカラーで覇を競っている気がします。そもそもその線引きを崩したのは、スマホなどのアプリゲームだと思いますよ。そちらを浸透させる前に、今回のニュースが出たら話は変わると思います。

グーグルもやるなら、アップルとかもやりそうですね。でも、グーグルミュージックやアップルストアなどの音楽配信で、その巨大な資本力があるから大丈夫だとか思っているのか、それとも、時節を読めないのかは分かりませんが、プラットフォームを使う手数料を高くしちゃうと、簡単に揚げ足捕られると思いますよ。ゲームも音楽も主役はソフトの出来そのものですからね。プラットフォーマーは黒子にならないと、スポティファイのように痛い目を見ると思います。

だって、単純に私の印象ですが、ただ、面白いゲームをしたい。それだけですからね。