これってバックボーン次第なんだなって思う。
こんばんは、アリロボスです。私の勤める会社は、社食があります。食堂ってやつですね。実際問題、なかなか会社の周りに社員が一斉に食べれる飲食店の数も無いですからね。現実的なところでそうなるわけですが、やっぱりあると有難いものです。なんだかんだ、メニューが偏りがあるとか、決まった周期性があるとか文句言ってますがね。無くなっちゃうとやっぱり困ります。
ブレグジットですが、相変わらずゴタゴタしてますね。メイ首相も辞任されて、後任を選ぼうってのが今の感じですが、本当の所は誰もなりたくないんじゃないかってちょっと思ったりします。非難だけなら楽ですが、実際重責を担うと文句ばかりじゃ成り立たないですし、反対勢力とも妥協点を目指して行かなければならないでしょうからね。
世界的に自分の国ファーストを推す政治家が勢いを増してますが、アメリカと他の国とを比較して思います。中国もそうですね。それは、そのバックボーンの強さが非常にモノを言うってことです。
アメリカの場合は、中国やイランにイケイケな感じですが、それは経済力や軍事力って言う下地の強さがあるからこそだと思います。あれが大した国力も無い場合だったらやっぱりそっぽを向かれてしまいますよね。
今のポピュリズムって言うのは、グローバル経済の発展に対して、思いのほか見返りの循環が出来ない。つまり、格差が出て来て、それが固定化されてきたために、不平不満を持つ人たちが、その要望を組みとってくれる人を求めてきた結果だと思います。
でも、そういった政治家が不満を持つ人たちの要望を実際に応えてくれるかどうかって、やっぱりその国の持つ地力に影響していると思いますね。なので、実際にポピュリズムが流行った国でも、それが思い通りになるとは限らないです。
韓国などはポピュリズム政策を受けて、無理な最低賃金UPをしたことが国の景気を低迷させた原因だと思います。イタリアもEUの中でも大きい国なわけですが、やっぱりドイツなどに比べると稼ぐ力が無いので不満が根底にあると思いますし、国内の北と南の軋轢もあるでしょう。その不満も相まって財政問題の対抗策として、今は一帯一路とかに靡いて、EU内のゆさぶりを掛けているような感じです。
中国やイランやロシアなどは、もともとちょっとポピュリズムとは違った政治システムですし、民族問題も絡んでいるので違うと思います。ただ、国内の不満を抑える為に、対面を非常に気にする所はポピュリズムっぽいとこかもしれませんね。どの国にも面子ってのはあるけど、行き過ぎているとめんどうくさいですね。
イギリスはEU内で自国通貨を持ちながら、旨いポジションを取っていたと思いますが、国民投票でEU離脱が決まってしまったからは急転直下で、バックボーンが弱い側へ追いやられたと思います。これってめずらしいなぁって思います。自殺願望でもあるんじゃなかと・・。もはや、過去の栄光を取り戻せることは無理でしょうね。
一度、そんなことがあった国に、EUでビジネスをしたい企業が拠点を置く訳もありませんし、ヨーロッパの金融の中心だった機能も、奪われてしまっていますしね。まだ、EU離脱に向けての動きの最中でしょうが、このEU離脱に至ってしまった判断から、始まるイギリスの顛末が、イギリスのポピュリズムにどう関わって来るか興味があります。よりポピュリズムへ進むか、逆にいくか。
ポピュリズムは悪だとは思いませんが、その結果を受けて自分が満足が行かなかった場合に、その国の本性が分かるような気がしますね。国と国との関わり合いにおいて現実的な付き合いは大事ですが、その本性を、つまり実際にはどんな国なのかってのも頭の隅に入れておくのは大事な気がします。
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