なんとか自分で見つけるしかないけど、それができれば簡単な話。それに拾い上げる手が全くない世の中もさびしいですし・・。
こんばんは、アリロボスです。最近はちょっと景気が悪いのが身の回りでも実感してますね。悪くなったというより、これから悪くなるのでみんなが手控えてるって感じで、私の勤める会社もモロにそんな感じを受けます。
今日の新聞で読みましたが、10代から30代の死因の原因が「自殺」になっているみたいです。自殺の総数は9年続けて減少しているそうですが、若い人たちの死因が自殺ってむごいですね。 痛ましい話だし、なんか暗くなります。
私の身内には自殺した人はいませんが、40半ばにもなると会社やら学生時代の知人やらで自殺した人の話はちらほら聞きます。むごい話ですよ。一人は遠く離れたところの山の中で見つかったって聞きましたし、親しい人で無くともなんかショックがあります。
若い人の死因が自殺ってことは、若くして希望を無くしたってことですよね。それが若い世代の死亡率一位ってことがヤバいです。もともと若い世代(ま、私は四十代なので、別に酸いも甘いも経験しきっている訳じゃないですけどね。)は、色々なことを経験していく時代だし、多感なのでショックは受けやすい方だとは思います。でも、それが改善していかないのはいやな感じです。
自殺の原因は、10代だと学校・家庭とかが原因が多いらしいです。やっぱり人間関係がベースにあるみたい。20代とかも人間関係とか仕事疲れとかみたいですね。そして、30代になるとうつ病とか夫婦仲とかになる模様。うーん、まさしく、その世代のきついところを表している理由です。
もともとどんな国だって、自殺はあるでしょうね。でも、日本はなんて言うか風土的にも良くない部分があると思います。それは人ととの違いを許容する度合いが低いことです。
人は人、自分は自分って感じですか?海外だと、まず個人の権利ってものを尊ぶ風潮に対して、日本は出る杭は打たれるとか、村八分とか、人とは違うことに対してあまり寛容じゃない気がします。
自殺の要因だって、それが嫌なら別のところへ行っちゃえばいいはずだけど、それを擁護するより先に、世間的には最初にその集まりと言うか集団から外れたことに対しての圧力が、被害を受けている人へ来ちゃう気がするんですよね。個人のマインドもそれに染まっているから、そこから抜け出しちゃダメだって考えてしまうかもしれないし、周りも自分が思うなら抜け出すのもアリでは?(これは誰もが個人の意思を優先している感じに、私は思えます)って言うコメントが言えない。なんとかその集団の中でがんばろうとさせる感じです。
これってどこから来たマインドなんですかね。変わっていくことを良しとしなければ、徐々に衰退していくのが世の常です。そして、今の日本がぱっとしないこともここにあるんだと思います。自殺問題自体のケアはとっても大事ですが、そういった世間一般のマインドを変える土台作りもなんとかならないもんですかね。日本人は本当に土壇場まで行かないと変わらないって話をたまに聞きますが、実際問題のところ土壇場まで連れていかれたらちょっと溜まったもんじゃ無いですからね。
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