リブラ出現で各国が叩き始めた
こんばんは、アリロボスです。人気のマンガとかがアニメになると、原作側が追い付かなくなるのでオリジナルストーリーをいっちょ噛みしてきますが、あれって総じて出来が悪い印象なんですが、どうでしょうか?
今日は仮想通貨の話です。このタイトルでちょくちょく仮想通貨の未来に胸を膨らませて話させてもらってますが(うそです。すいません。)、最近見返したら5回目を2回やってることに気づきました。いやー、失敗失敗w
仮想通貨はなんか相変わらずですね。あれだけコインチェックで指摘されたのに、ビットポイントがホットウォレットから抜かれたりしてますね。これを見て、暗号通貨は実態が無いものだから、こうやって盗まれちゃったりすると、ほら見たことかって感じでニュースが出ちゃいます。
しかし、私が取引交換所とかにイライラするのは、あんまりそこじゃ無いんですよね。実際の銀行だって問題起こさないのって言うと、預金とかでは儲からないので、悪い投資商品を進めたりして金融リテラシーの低いお年寄りを騙すとか、けっこう筋の悪い話もありますから。
何と言うか、金融に携わる者のせめてものってところが、どうも仮想通貨関係は出来ていない気がするんですよね。だから、銀行とか証券会社とかと比較すると、どうしても見劣りするんですよね。なんか仲悪そうだしw
仮想通貨はたしかに一時はバブルで、それで儲かっちゃった人もいたでしょうけど、実際に一派市民にとって大事なのは、通貨(の代わり)として有用かってところだと思います。それが預けても盗まれる、使おうとしても全然取り扱っている店は多くない、さらにビットコインなどはその売買時間の長さで使えないってなもんで、おかしなことになってます。
顧客の資産を預かるってところの恐ろしさを、少なくとも銀行や証券会社はちゃんと理解していると思うし、それを守るために十分な対策を売っている訳だけど、仮想通貨はそういった整備をすることで、価格変動とかの旨味が消えちゃうって思ったんでしょうかね。マネーロンダリングとかに使われる手段にもなってしまい、一時の最先端な感じから、よりアンダーグラウンドな印象を受けるようにもなりました。なぜちゃんとやらないのか、できないのか?
そんな状況が続く中、リブラの話が出てきました。さっそく暗雲立ち込めてますけどw。要はちゃんとセキュリティーはどうなのか?とかフェイスブックがリブラを使ってなんか変なことするんじゃないかって感じで、いろんなところから文句言われてますね。対して、フェイスブックは「はい、従います」的におとなしいです。
フェイスブック自身は、直接管理する立場では無いとしてあくまでリブラ協会で運営するって言ってますが、しかし、下地をフェイスブックで使う通貨なんですから、本当にそうなのかなぁ、どうかなぁって思ってしまいますよね。個人の特定がフェイスブックとリブラでは別にするって言っても、フェイスブック自体は実名登録じゃないかって。
フェイスブックは自身の管理するクラウド空間でリブラを使ってもらえば、それでさまざまな情報が得られて、それが次のサービスへと続いていくんでしょうけども、自分の縄張りから最終的にお金の流れが出ないで完結させるようなことを狙ってんでしょうかね。自分のサービスが活性化するのが目的だから、リブラをビットコインなどの他の仮想通貨のような投機の対象や資金洗浄の場にさせないように必死になって、いろんな各国の金融機構にも頭を低くして従っているんでしょうか?
逆に各国が恐れているのは、フェイスブック自体が一つの経済圏みたいになってしまうのを恐れているんでしょうかね。つまり、雑な感じだとリブラ圏だけで衣食住は完了みたいなw。もし、リブラの中で全てが完結してしまったら、各国はそのつながりについてどうなるんだって話ですもんね。アメリカはドルという基軸通貨が脅かされるのもいやだろうし、そもそもリブラ経済圏が出来たとして、各国の金融機構はそれのどこと話をするんだ?というか、それを自分たちと同じような一国を代表するところとして扱うのか?とか色々ありそうです。
今後どうなるかはけっこう見物ですが、もともと巨大なバックボーンがあるのだから、ブロックチェーンとか使って、逆に処理が遅くなって、動作がとろくなってしまうよりは、もっと簡単い使えるものにして欲しいですよ。それこそ、色々なSF映画にもあるようなバーチャル空間とかそうゆうのも考えてくるだろうなって思うので、この火を消さないで欲しいなって思います。
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