関税戦争の飛び火

覇権争いだし、好き勝手にやってくれとは言えない・・。

こんばんは、アリロボスです。9月でも暑いですな・・。今日は33℃くらいはあったと思う・・。完全に夏の疲れが出てるので、今の方がけっこう辛いかもです。あ、なんか今日はテレビで「ボーン・アイデンティティー」がやってるなぁ(無気力)。

米中の経済戦争は、あいかわらず続いてますね。アメリカの関税第4弾が起きましたが、中国はもうすでに関税を適用するものが無くなってきているので、関税率の方を上げて行ってます。それに、為替も元安へ誘導しているっぽいですしね。ただねぇ、やっぱりお得意様(中国にとってアメリカ)を相手取るのは苦しいと思いますけどね。のらりくらいとペコペコすればいいのに・・。面子の国だからかなぁ。

日米が経済で揉めていた時も、けっこう長く続きましたからね。今回も当然長く続くだろうなって思います。それに日本の時とは違って、明らかに中国の場合は別の存在って感じですもん。そもそも、欧米はずっと援助を続ければ、やがて民主主義の国へ立ち返ると踏んでいたって聞きますが、見事に裏切られてますから・・。きっと昔から違ったんでしょうね。そう考えるとちょっと怖いですね。

この覇権争いが同じ資本主義・自由主義の国家間ならまだいいかもしれません。それでもアメリカとしては激オコでしょうけども・・。ただ、日本や欧米など同じような経済圏で、政治もまぁそれぞれ個性はありますがなんとなしにちゃんと付き合える感じなのが、全く別のものが覇権国家として台頭してくるわけなんだから、こんなに揉めるんだと思います。「あれ?なんかこいつちょっと違う?」みたいな感じで。

それに今のグローバル経済もおそらく格差問題が原因なんでしょうけど、ゴタゴタしてますからね。いまやいたるところで各国のリーダーは、自国ファーストですから、ギスギスもしますよ。日本もそろそろ野生に目覚めて来てる感じだし・・。ちなみに日本人って動く時にはみんなでいっせいに動く性質だと思うので、韓国とのイザコザはそうなくならないって思ってます。

それぞれが主張をしまくり、物事が一向に進まないなら、ある程度独裁的な政治体制を持っている国にとっては、そのままの方が都合が良いでしょ。そして、中国のように経済成長などの上手い部分だけをきっちりとれば良いって考えちゃうでしょうね。実際問題、いまじゃ世界の国の数で、独裁的なリーダーを立てている方が多いらしいですしね。

しかし今の米中の経済戦争ですが、こんな状況が長く続いてほしく無いってのが自分の本音だし、どんな方だって迷惑だなぁって大概は思っているでしょう。まず、私自身の趣味であり、資産運用の糧でもある投資自体が困ります。こんなことで世界が干上がってしまうのは都合が悪いんです。別に投資経験はまだ短いわけですが、好き好んで〇〇ショックなんか来てほしくないですからね。

それともう一つは、私は会社員ってことです。リアルに景気が悪くなれば、実際の懐具合も淋しくなっていくわけですよ。そして、間の悪いことに私が所属している会社ってどちらかと言うと半導体とか電気関係に近いんですよね。当然、中国や韓国にもお客さんがけっこう居たりするわけですよ。背に腹は変えられないところがあるんです。

そして、10月からは消費税とかもあるし、なんかどんどん消費が冷え込むことばっかりだなって感じます。働き方改革自体も希望っていうよりは、どちらかというと企業が正社員の待遇を、派遣社員の方へシフトさせる方向に使うだろうしねぇ。(なぜかっていうと、単純に待遇アップな場合は費用がかさむからです。)

だんだん生き抜く力が必要な世の中になってきました。待っていてもおそらくジリ貧だろうしね。