日本でのあの競争が・・、ぶっちぎられてる。
こんばんは、アリロボスです。今週も終わりましたが、精神的に疲れました。なんていうか、不毛な時ってあるじゃないですか?今日はすごっく実感しちゃいました。嘆いても仕方ないので、自分のことをしっかりやるだけなんですけどね。ふぅ・。
投資をしていて地味に大事なもの。手数料です。これって地味に効いてくるんですよね。投資を始めた頃、最初はあんまり深く考えていなかったんですよ。もうそれは仕方ないじゃないって感じで。それよりもっといい銘柄とかを探すために勉強する方が大事だなって。
たしかに銘柄選びが肝なわけですが、手数料って大事だなって思ったのは、もうちょっと落ち着いた頃でした。ふと考えると実感しちゃったんですね。つまり、私自身が平凡なサラリーマンなわけでして、資金は限られてくるわけですよ。
株式投資は残酷です。資金が分厚いかっていうのはものすごい有利なんですよね。単純な話で、100万円増やしたいっていう場合に、元本が100万と1000万や1億じゃぜんぜんちがうでしょ?
百万なら2倍にしないといけないのが、1000万なら10%UPさせればいいわけです。1億なら1%。ま、税金とかは置いといて、どう考えても資金が分厚い有利でしょ。
だからこそ、資金を増やすことに全く貢献しない手数料って地味に効いてくるんだと思います。外貨預金とかだとけっこう分かりやすいですよね。私は全然やりませんが、利率がすっごい良い新興国通貨も、行って来いで手数料分を差っ引くとずいぶん見劣りしたりするもんです。
だからこそ、最近のマネックス証券、SBI証券、楽天証券で競争合戦で出てきた米国株取引の最低手数料0円ってすごいなって思いました。ただ、あくまでも最低取引手数料なので、投入資金が多くなると手数料はしっかり取るんですけどね。それでも私のように小口で購入していく人にとっては大事なことです。
それが今日の日経新聞で見た記事は驚異的でした。アメリカのインターネット証券が株式の売買手数料をゼロにするっていうもの。アメリカのネット証券最大手のチャールズ・シュワブに続いて、TDアメリトレード・ホールディングやEトレード・フィナンシャルってところが行うようです。
正直、証券会社の名前はあんまり分かりません。チャールズ・シュワブは聞いたことありますけど・・。でも、記事にもあるように売買手数料ゼロってすごいですよね。もう、手数料収入は捨てたってことですよ。日本のネット証券は最低売買手数料・・、はるか高見に行ってるw。
これって要は顧客の資金をたくさん稼いだ方が儲かるって言う仕組みですからね。プライベートバンクだと顧客が稼ぐほどもうかる仕組みなわけだけど、この場合ってどうなるのな?少なくとも顧客が損をしてしまうと自分たちの首も締まるわけだからすごいことです。
これを見ると日本のお年寄りに無茶な商品を紹介して利益を得るようなニュースとかを思い出して、本当に情けないです。これは顧客側の投資に関するリテラシーの無さも理由だと思いますけど、それを差し引いてもまともじゃ無いですからね。時代が時代ならご先祖様に顔向けできぬってくらいでしょうかね。
手数料ゼロですか・・。日本もこうなるのかな。なってほしいなぁ。
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