環境問題への考え

思いは大事だけど、科学的な知見を汲み取る余裕は必要かな?

こんばんは、アリロボスです。なんか台風の影響がすごいですね。被災された方は、仮に体が無事であったとしても、そこでの生活の復帰が大変なんですね。私も過去に体験がありますが、臭いとか埃とか、まぁきついですよ。

今回の台風もそうですけど、考えてみると日本ってほとんど毎年のように自然災害による事故がありますよね。地震、台風、水害など全く無い年って最近だとあんまり覚えがないです。

これは日本が台風の通り道に位置しているし、地震だって〇〇プレートだとか色々ありますが、そもそも火山が多いので避けられないのかなって気がします。これらに対して備えるってなかなか難しいですね。なんか、地震だとどこで起きても仕方ないのでちょっと達観したところありませんか?

地震だと耐震対策だけでなく、二次災害だとか緊急時の対応とかが思い浮かびますが、台風とか大雨はなんかもう住むエリアとかから気にしないと行けないわけです。でも、そんな簡単な話じゃないですよね。

日本人の資産の多くは土地です。住宅購入しても建屋はあっという間に資産として目減りしますからね。先祖代々とかものとか、なかなかポイっと移動したり、処分出来たりするもんじゃないですから。

しかし、やっぱり最近は大雨が多いなーって思うんですが、これってやっぱり温暖化が影響してますかね?アメリカとかの一部の方が言うような、温暖化の影響なんて無い!なんて意見については、全く同意できませんけど、もうちょっと科学的なデータとかが環境問題には欲しいって思います。

もちろん、科学的データって学者の方々とかちゃんとした環境保護団体では、そういったデータは出ていると思いますよ。だけど、環境保護を訴えるような人たちのコメントはやっぱりちょっと「思い」が強すぎて、へんな精神論的な臭いがあって敬遠したいんです。

そして、その科学的なデータがあんまりメディアで出てくれない。出てもちょっと高尚すぎて、もっと実生活にちなんだものに変えて欲しい。

ただ、この情報すらもマスコミとかメディアの情報を鵜呑みしていてるのかもってのもちょっと思います。昨今のSNSやネットの台頭から、どのメディアも自分たちの都合の良い情報だけを流す可能性はあるってことはもう思い知らされましたしね。

社会というか人間の衣食住が基本であるのに、肝心なところをぼやっとするところも嫌な感じです。ハザードマップってあるじゃないですか?これってけっこうしっかりしたものだと思うんですね。

でも、この何十年かを見ても、例えば私の住むエリアでも水害の弱い場所とかあったりしますが、相も変わらず人が減っていく様子もないです。(何十年単位ですよ?)つまりそのデータは全然活かされていないわけです。それほど日本人は土地への引力が強いってことでしょうかね?

温暖化とかの環境問題について、ちゃんとした科学的データとお金(これ大事!)をしっかり結び付けてしまった方が良いような気がします。でも、それをやられるとヤバいなって思うところがどっかありそうですよね。

例えば太陽発電なんて、山の斜面にバンバンつくって、大雨で結果として土砂崩れの被害を多くしているってのは聞きますが、実際にどの程度拡大するのか、今どれだけそういったものがあるのか、自分たちの近場としてはどこか、とかちゃんとデータが欲しいです。

太陽発電自体もヨーロッパと比べて大分遅れている日本ですけど、最近の日経新聞では、太陽光発電用の送電容量があんまり確保できてないとかなんとか。どうやら原子力発電分の確保をしているためらしいとか書いてました。

単純に見れば、原子力発電所はなかなか動かないんだから、太陽光に回せよって思うんですが、実際に回した時にどうなるの?ってところが大事かと思います。

太陽光に回してもOKなところとNGなところがあったりするし、その場合の費用はどうなるの?とか色々あるでしょ?そういったところのOK、NGの判断をするのが、科学的根拠だったり、費用だったりすると思うんですよね。

環境は大事ってのは激しく同意です。でも、今のメディアのように、ただ環境は大事、美しいものってな感じを推すのでは無くて、人が今後生きて行くには、どんな費用が発生するとか、危険性が出てくるのかってのを数字で見せて、且つ、それをちゃんと広めてほしいって思います。