NISA、一歩前進

自助努力させたいけど、税金も取りっぱぐれはしたく無い。NISA恒久化は無理かね。

こんばんは、アリロボスです。今年は雪が降るって職場のみんなは言ってます。理由はカメムシがたくさん発生しているからなんだそうです。なにそれー?うーむ。なんか普通に言ってるけど、迷信だよね、やっぱり。ところで私から、カメムシは自分の出す臭いでショック死するって聞きます。どっちだと思います?こうゆうトリビアをネットで調べるのって楽しくない?

今日はNISAの話。私は投資を始めてまだ10年も経っていません。ただ、NISAについては開始された年からお世話になってます。今は通常NISAと積立NISAがありますが、みなさんはどうですか?そもそも投資を行っている人の割合は少ないですが、投資としてはiDecoに継いで、まずやっておくべき投資方法だと思います。

一般NISAをやっている私としては、ちょっと異論がありますが、少なくともiDecoと積立NISAに限っては、はっきり言って年金設計の一部と思って真面目に取り組んだらいいと思います。もう年金制度って国の本音は、「もう無理っぽいから、自分でなんとかしてね!」って感じだと私は思ってます。だからこそ、なんとか投資をしてもらいたいって感じが伺えますよね。ま、「じゃあ恒久化にせーよ」ってところもあるんですけどね。

私の使っている一般NISAは毎年120万円まで拠出が可能です。5年間の利益が非課税になるわけで、ロールアップするならさらに5年と期間が延びます。私自身はロールアップで、その年の枠を5年前に買った投資対象に使いたく無いので、基本的にロールアップはしません。その分5年間での利益しか無税になりませんけど、毎年120万円を拠出できるなら、それもありかなって思ってます。ISAみたいに恒久化してほしいですねぇ。

しかし、一般NISAを使っている私としてネックな個所がありました。ネックというか希望ですね。それは積立NISAです。一般NISAと積立NISA、どちらも同時には使えないんです。そして、一般NISAを使っている期間(最大で2023年)分だけ、20年間積立が出来るって言う積立NISAの上限が減って行くんです。

それが今回の改正で2037年以降でも20年間の積立が可能となりました。つまり、2023年までしっかり一般NISAを使い切った後で、積立NISAを始めても20年間の積立ができるわけです。ただ、積立開始年が2037年以降はダメみたいなのは、そっから先は別の事を考えているのかもね。こうゆうところも安全志向な考えですよね。駄目なら廃止って言いづらい社会の仕組みがあるでしょうか。

とりあえず、一歩前進って感じです。日本のNISAはISAに比べてみみっちい制度ではあるんですが、これからどんどん良くなって欲しいです。イギリスのISAは年間の拠出上限160万程度で、預金型と株式がの2口座が作れます。拠出金額も2口座の合計ですね。預金型っていうのは、預金やMMFという本当の貯金に近いですが、貯金でも積み立てろよって国がもう言っているってことです。こうゆうのが無いのも余計に投資の呼び水として働かないのかなって思います。

しかし、これできっちり積立NISAの醍醐味は味わうことができるのだから嬉しいものです。やっぱり20年の上限が減ってしまうのはちょっと惜しい気はしていたんです。これが非課税恒久化が実装されたら言う事無しなんですけどね。なんか絶対やりそうにないし・・。積立NISAも年間40万ってところがねぇ。やっぱり財務省が税金が取れないのをいやがっているんでしょうかね。その投資が呼び水になって、もっと税収が入るって考えにならんのかしらん。

日本の制度って、一般社会全般に思うんだけど先々を見越しての仕組みを作るのが苦手ですよね。どうしてもリスクを取りにくい、ちょっとでも損を出したら年金機構とかいっぱい叩かれてるし、長い目で見ればいいはずなのに。失敗したら再度チャレンジしにくいってのがここにも表れている気がします。

私は使えるものはなんでも使わないとって性格なので、投資やらふるさと納税やらすぐに取り掛かりました。親も昔から投資してましたからね。(親の投資の成果はどうなんでしょうかね?もちろん聞いてませんよw)しかし、投資自体を一般の銀行預金とかそうゆうレベルにまで浸透させるのは、日本の場合はちょっと遅すぎたかもしれません。

海外では学校教育で投資やクレジットカードの仕組みなども普通に教えるところもあるそうです。教育の場に、お金のことなんてって感じがまだあるんでしょうかね。正直言って、大人たちが当たり前のように投資をしていれば、誰だって使うようになるでしょ。今困っているのは、その大人たちが全く投資などの適性を試されないままにいきなり実践の場に立たされているから上手く行かないのではと思います。