承認欲求について

誰だって認められたい。ただ、そのそれぞれの思いがぶつかるとめんどくさい。

こんばんは、アリロボスです。セブンイレブンの残業手当未払いのニュース見ましたが、セブンはなんかドツボにハマってますねぇ。コンビニって現代では生活になくてはならないものだけど、フランチャイズで家族経営しているところの大変さは、その業界に居た知り合いから聞いたことがあります。なんかコンビニのビジネスって、世界的企業が先進国内で物を売るために、低賃金で新興国で物を作らせるって感じの縮図に近いですよね。もちろん、新興国役は事業主ですよ・・。

私はSNSを見たりするのも大好きなんですが、たびたび炎上が起こるとげんなりするタイプです。あの感じが面白いって方はきっといるでしょうし、楽しみ方は人それぞれだとは思ってます。ま、そもそもSNSって自分の好きなことを発信していくのが本来はじまったスタイルですからね。

そして私の楽しみ方は情報ツールとしての使い方なんですね。炎上が起こっても生産的な議論や情報が出るならまだいいのですが、大抵の場合はお互いのマウントの取り合いなだけで、そうなったらすぐに見るのを止めて別の事をしちゃいます。だって、なんも面白くないもん。

とくに考え方のロジックがしっかりされている人と自分の思いが先行する人との議論はきついです。色々やりあっているように見えますが、根本的に噛み合っていない。SNSのやりとりなんて対面して議論するわけじゃないですから、妥協するなんて上手い落としどころはまずできません。えんえんとうだうだ続くんですよね。

マズローの欲求って知っているでしょうか?5段階あるってやつ。聞いたことありませんか?欲求が階層立ててあって、人は常に自分の現状に照らし合せて上の欲求を目指すって感じです。第一階層が生理的欲求(食べる、眠るなど)、第二階層は安全欲求(安全・安心な暮らし)とかはSNSの欲求じゃ無い気もするけど、収入をより安定にしたいって思いの方もいるから第二階層の方もいるかもしれませんね。

ただ、SNSだと第三階層の社会的欲求(帰属や同調、仲間が欲しいとか)や尊厳欲求(認められたい、総計されたい)とかが多いのでしょうね。前者は普通のライトユーザーが多くて、だんだんSNS生活がこなれてくると後者ってイメージを私は勝手に持っています。

リアルの世界だって、このあたりのゴタゴタは性質が悪いから、当然SNSだってそうですね。すごく前向きな感じで、みんなが共鳴しあうといい感じの雰囲気になるんですが、お互いの主張を認めさせようとマウントを取り合うと戦場になります。そして、SNS特有の相手の顔が見えないので、ひっこみがつきにくいというかエンドレスな状態になりやすいです。ま、実際の所、何を言っても許される時代はSNSでも思ったと思いますけどね。ちゃんとネットで悪いことした人、捕まりかすから。

結局は人それぞれなんでどうしようも無いですが、私自身の知的欲求(情報を知りたい)の機会がなくなるのでほどほどにしてほしいです。しかし、実際どうしようもないので、炎上していない他の情報ツールを見に行った方がマシなのかな。

ちなみに5段階目の欲求は自己実現欲求がありますが、これ自己創造活動とか自身の成長とかそんな感じらしい。インフルエンサーの方はこの階層なのかもですね。つまり、下の3階層、4階層の方々は餌なんだろうなぁ・・。ふっと思いましたが、色々な会社の社長さんや会長さんが、自伝や記念館みたいなレガシーを作りたがるのもここからなんでしょうか?間違いなく、社員には受けないと思うけどw。いや、もし受けているならそれはそれですごいかもw。でも、それを私が見たら、元がひねくれているもんでヤバい思想の集団のように見ちゃうかもです。

さらにこの上の自己超越って欲求もあるみたいですが、目的の遂行・達成だけを求める人達みたいです。だけって言うところがミソで、見返りとかエゴは関係ないそうです。もう仙人みたいな感じですね。