いやー、童心に帰りますなー。
アロハ、アリロボスです。連休中ですが、ゴロゴロしてます。
みなさん、NHK教育でやっている「香川照之の昆虫大好き」って見たことありますか?すごい、再放送されてますよね。虫?って言われると、敬遠される方いるかも。ぼくも苦手ですが、ちょっと理由が違う。あの番組、なんとゆうかー、私にとってちょっとノスタルジックになるんですよねー。香川さん、本当に虫が好きなんですねー。
私は生まれた場所からずっと住み続け、引っ越しもしないで今に至ります。その中でも特に思い起こせばって感じるのは、やっぱり周りの環境です。ちなみに、わたし、虫苦手なんですよね。だから、キャンプもそれが苦手。素人が肉焼いて何が旨いんだって感情もありますが(これ、気に障ったらごめんです。)、仲間や友達と食べるのは楽しいですよね。でも、私はそれよりも虫が嫌なんです。虫がたかる屋外で食べるのだめなんです。
なぜかというとー、私が子供の頃、急にベットタウンになりかけで街として開けてまして、当時居た生き物って今はほとんどいないんですよねー。私も子供の頃は、虫が大好きでして、知識にも無く何とか飼おうとしてました。今思えば、もっと調べて買えばよかったと思いますね。私が虫が苦手っていうのは、当時、子供ながらになんていうかー、ちゃんと飼えばよかったなーてことで・・。とどのつまり、一杯殺生してたってことです。
子供の頃って、そのあたりの残虐性って大人になって気づくんでね。そのころ、飼おうとしていた虫さん、ごめんなさい。ひどいことしたなって今でも思うんですよね。子供ながらに、どうしてちゃんと調べもしないで飼えるって思ったのか・・。もし、自分がその当時の虫ならぜったい化けて出てやるっていうか、そういった負い目も感じて虫が苦手なんです。
今の周りの環境を見ると、当時見られた生き物はほとんど見られません。私の周りは、以前話したように桜並木があり、それに桃畑もあったんですね。それも2つも。片側は農薬使っていて、片側は全く無農薬。その差って歴然ですよ。例えば、腐った桃に虫たちがですね。寄り集まって、3倍くらいの大きさにたかってるんです。当時、カナブンボールって呼んでました。桃の大きさの3ん倍くらいの虫の塊が木につり下がっているのをイメージしてください。(オェってならないでね、ごめん。)
今から何十年も前ですから、当時はいろんな虫がおりました、もっとも山・田舎育ちの方には大したことないかも。でも、逆にベットタウンだからこそ、その急激な変化が分かるわけで。ハンミョウ(調べてね。)や、マイマイカブリ(調べてね。トイレのスリッパの中にいたときは驚愕ものでした。)、今ではほとんど見かけないです。小さな小川やドブ川に居たゲンゴロウやミズシマシだって、もう見かけません。香川さんの番組にあった、タガメは見たことないですが、タイコウチはあったなー。
当時は、なんの知識もなく、子供心になんとかこれらの虫を飼おうと色々試して、結果的に私の勉強不足で死なせてましたが、今のこの環境を思うと悪いことしたなーって思うわけですよ。信心深くないけど、彼らからしたら地獄行きですよね。わたし。
今の子供たちはデパートとかでカブトムシとかクワガタとか買ってるんでしょうか。それをとやかく言わないですが、そういった変化を考えると、やっぱり自然を壊しているんだなーってのは思いしらされます。もう、後悔してもどうしようもないし。
私は自然環境の為とか、あまり考えません。生物の生存競争ってそうゆうものだから、そして、しっぺ返しで人間が困るってわけです。ただ、これらの生き物が生きづらくなっているってのを考えると、申し訳なく思えるのです。自然のためになにか自分ができることを考えていくべきなんでしょうねー。当時、子供の無自覚な残虐性も、今の自分を形成したひとつ(後悔の念)なんでしょうけど、やっぱり、なんかしないとなーと思います。変に美化せすにね・・。やっぱり、忘れちゃだめかと。
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